親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住んでる妻子持ちのサラリーマンです。投資信託による国際分散投資をしてます。難しい事は分かりませんが、初心者&入門者や、資産形成を気にすらしていない人達の役に立てそうな、等身大での資産形成ブログを目指して行きたいです

干し柿投資(ケフィア)で騙された人をアホだと笑ってる人も、たぶん騙される

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こんばんわ。

蝉の鳴き声が止まない8月末に、久しぶりに典型的な投資詐欺商品の事件が

起きました。

 

ケフィア事業振興会が干し柿メープルシロップなどの事業でオーナー制度を募集し、

顧客が一定額を支払って干し柿などのオーナーになれば数カ月後に利息分

(半年10%)を足して支払うという内容で、利息分は新規加入した顧客からの投資

資金で賄う典型的な詐欺案件です。

www.sankei.com

 

私の会社でも「干し柿なんかで儲かるとか、ただの詐欺話やん!」「アホするぎる

よな~」って笑い話になってましたが、そう言ってる人達も金融リテラシーが非常に

乏しい為、何人かは似たような投資案件で騙される確率が高いでしょう。

 

なぜなら株式投資にける利回りなど知らない人が、何%の利回りがあればどれだけの

リスク(変動率)を内包してるかなんて分からないので、要はどこからが詐欺なのかの

見極めが出来ないのです。

 

 

1.利用可能性ヒューリスティック

干し柿投資で騙された人を笑ってる人もいるのですが、その手口はいわゆる

行動経済学に基づいた手法を用いています。

 

ケフィア事業振興会の詐欺案件の被害額は340億円にも上り、被害者のほとんどは

退職金を用いた老後の資産形成の為に投資をした高齢者だそうです。

 

その高齢者達へ「最新の◎◎テクノロジーを使ったAIによる◎◎運用で・・・」なんて

言ったら「???」となって誰も投資しようとしませんが、馴染みのある「干し柿

とかなら誰もが食べてそうだし、自分もよく知ってるから安心と思って出資したのだと

思われます。

 

この様に「投資」はよく分からないけど、「干し柿なら身近な存在だし、安心」と

よく理解していないのに利用してしまう非合理的な行動を、行動経済学では利用可能性

ヒューリスティックと言われています。

 

つまり、今から20年後ぐらいに「AIによる自動宅配事業への投資案件」なんて商品を

自分が利用したことある販売会社から持ちかけられると、何となく自分も知ってるから

安心と思い、出資をして騙されるのです。

 

この利用可能性ヒューリスティックを証明するにあたり、私の勤務先企業DCに於ける

株式クラスの国別比率を見てみると、国内株式への比率が高いことが分かります。

 

    

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私の勤務先には投資信託どころか株式投資すら知らない人達が大多数ですが、

その人達が投資先と選んでるのは国内株式でり、「国内株式ならなんか安心」と

判断していることが読み取れます。

 

2.元本保証で利回り年率0.9%の商品があったら、どう思う?

干し柿投資は出資金に対して半年で10%の利息、年間利回りは20%という

超魅力的な商品でした。

 

利回り20%で元本保証されてたら、私だって買います。銀行から10億円ぐらい

借金してでも買うでしょう。でも実態は詐欺でした。

 

では、利回りが何%を下回ったら怪しい商品ではないのでしょうか?

 

これに対して正解を言えない人は、他の形をした投資詐欺案件に騙される公算が非常に

高いです。

 

では、利回り0.9%の元本保証商品があるとしましょう。これに対して、あなたは

怪しいと思いますか?

 

利回りなんて小難しい単語使いましたが、年間の金利がたった0.9%の商品です。

どうでしょう?

 

 

・・・・

 

 

 

これを怪しいと思えないようなら、あなたも投資詐欺被害に遭う確率が80%ぐらい

あると思われます。

 

金利と言えば真っ先に思いつくのは銀行預金かと思われますが、その銀行の金利

決定付けるのは、真の完全元本保証となる日本国債の利回りです。

 

2018年9月現在の日本国債・個人向け変動10年の利回りは0.07%なので、金利

(利回り)がこれより高い商品(定期預金含む)は、何らかの条件がないと実現

不可能に近い事が分かります。

 

実際には0.07%より利回りが高い元本保証商品がありますが、それらにはだいたい

下記の様な条件があります

 

 ・最低預け入れ期間が何年間か決まってる

 ・その金利が適用される期間が決まってる

 ・途中解約すると、約束された金利が適用されない

 ・途中解約すると、元本割れする

 ・そもそも元本保証されてない

 

 

大企業の福利厚生ならの財形貯蓄で年率0.9%ぐらいの貯蓄商品があるかもしれません

が、実は財形貯蓄には元本保証されていない商品が多数あります。

 

財形貯蓄は主に外部の保険会社や証券会社に運用を委託しておりますが、その運用先が

倒産した場合、預け入れ資産の引き受け先がいない場合、法律により元本は90%まで

しか保証されません。

 

つまり、たった0.9%という利回りすら怪しいと思えない人は、年老いた時に投資詐欺に

遭う公算が非常に高いわけです。

  

 

<まとめ>

投資による資産形成は単なる金儲けの手段ではなく、怪しい詐欺から身を守る

自衛知識であるのは明白です。

 

日本国民の金融リテラシー新興国以下なので、義務教育どころか親が子供にすら

まともな投資詐欺案件の回避方法を教えることができません。

 

会社で企業DC制度が導入された人は、国と会社が学校の様にあなたの為に

「金融知識と向かい合う」有難い機会を与えてくれたことに気付くべきなのです。

 

自分のお金は自分で守って、しっかり育てましょう☆

 

 

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