親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

2018年 2月度リターン1位は国内債券+0.4%です

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おはようございます。

 

先月はアメリカ雇用統計を発端に、久しぶりの下げ相場の1ヶ月でした。

 

その後もアメリカの金利が3%に到達するやら何やらでさらに株価が上下し、

2017年末にいろんなアナリストが「2018年はイケイケドンドン!」って言ってのが

さっそく当てにならないことが再認識できました。

 

そして毎度お馴染みモーニングスターさんの月次リターン円換算表です

 

株価下落局面に債券が上昇する教科書的な展開に近かったですが、

やはり海外債券投資はお勧めできない面白い結果もあります。

 

※株価は平昌オリンピック大回転並みの急勾配です

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基本的に債券は、金利が上昇すれば既に出回っている債券価格が下落します。 

 

昨今はリーマンショックへの対応として異常なまでの低金利状態が続いて

いましたので、今後は金利上昇余地しかないことから、現在私は

債券への投資をしておりません。

 

債券は一定期間保有していた見返りとして、その発行体が破綻しない限り

決まった利息を受け取れる金融商品です。

 

元本は発行体が破綻しない限り保障されていますので、先進国の様に国の信頼がある

債券は自然と利回りが低い傾向にあります。

 

よって、アメリカの債券利回りが上昇したと言っても、2%代が3%に突入した

だけなのですが、株価下落を警戒してか為替は円高に振れました。

※と言っても金利2%代が3%代って、1.5倍ですよね~ 

 

この最後の「円高に振れました」ってとこが海外債券投資をする上で非常に厄介で、

債券の利回りはただでさえ低いにも関わらず、円高の影響は債券の利回りを

はるかに上回り、資産価値の下落を蒙ります。

 

ではここで、TOP画像で紹介した「円換算」リターン表を「円換算なし」と

比較しましょう

 

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国内債券は100%円建て資産ですから為替影響がないから変化ありませんが、

先進国&ハイイールド債券は、円換算後の方がマイナスリターンが

大きくなっています。

 

円換算なしの状態では先進国債券の利回りは-0.2%でしたが、

円換算後の先進国債券では、-1.6%と8倍も差があります。

 

よくリスクの分散として債券を織り交ぜましょう!って言われますが、これは

あくまでも国内債券に限った話であり、海外債券を保有しよう!って意味では

ないと私は思っております。

 

そもそも投資に関する文献・理論はアメリカを中心とした海外が発祥ですので、

ドルやユーロが常用通貨の国民(特に米ドル)からすると、債券への投資は

株式に対する分散効果があります。

 

それに対して日本は、株価下落局面では相変わらず円高に振れる傾向がありますので、

外資産である外国債券は相対的に下落することになるのです。

 

SMT シリーズの株式&債券の基準価額の変動を見てみると非常に分かりやすいです

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 株価(赤線)の相場下落時には円高が進み(青線)、それに吊られるように

国債券(オレンジ)も下落しています。

教科書通りになっているのは、同じ円である国内債券クラスのみですね。

  

円建てで投資をする限りリスク資産は株式100%にして、安全&無リスク資産は

楽天マネーブリッジによる現金預金を基本とし、1000万円超える部分は

日本国債変動10年で資産運用するのがベターです。

 

家計内におけるリスク資産のコントロールは、下記記事にて詳しく書いておりますので

一読いただければ幸いです

 

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

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