親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

$2018年12月度 我が家のリスク資産運用成績$

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こんばんわ

毎月恒例となっている、きしやん家のリスク資産による運用成績です☆

 

と言っても投資信託による国際分散インデックス投資は、自動で毎日積み立て買い付け

されているので、何もしてませんが・・・


全資産トータルリターン:-8.1%(先月比:▲8.86%)

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※トータルリターン:累計買付金額に対する、現在の評価金額(保有口数×現在の基準価額)

※きしやん名義SBI証券口座内の結果しか記載しておりません

 

①今月の市場振り返り

2018年12月は、単月あたりでの下落では今年の2月並でした。

 

9月以降、ハイテク銘柄の成長鈍化が懸念され、いわゆるFANG銘柄を中心にー30%

近い下落を発端に、全世界的に株価の下落は始まりました。

 

そして注目されたのが12月のFOMCでの政策金利決定イベントです。

 

世界的に株価下落が続いているから市場は、FOMCでは12月の政策金利を上げずに

据え置くと予想していたところ、忖度せずにFRBとしての機能を守るため政策金利

上げてきました。

 

そして市場は2019年の利上げペースを0~1回と予想していたのに対して、

引き続き2~3回(だったかな?)の利上げを行うと発信したのです。

 

これによって通常クリスマスラリーで株価が上がりやすいタイミングに、全世界的な

株価下落が加速した流れです。真っ赤に染まったメリークリスマスとなりましたね☆

 

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世界の株式市場をぼんやり眺めてみると、市場は株価を下げるきっかけが欲しかった

のではないでしょうか?

 

2017年は株価校長にも関わらずトランプ政権が大型減税を実施して株価が急上昇し

2018年に1月末に米国10年債券の利回り上昇から1回目の株価調整が行われた。

 

夏以降、米中貿易摩擦の懸念からリスク回避方向に逃げたいものの切っ掛けが

なかったとこに、12月のFOMCが市場の期待に反したことで、膨らんだ株価が

適正な価格まで縮もうとしたのでは?

 

ここまで全世界的に株価が下落していると、当然ながら我が家の主力リスク資産である

野村つみたて外国株投信もガタ落ちなのは、冒頭のリスク資産運用成績を

見ていただければお分かりかと思います。

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赤線はUSD/JPYの為替チャートです。9月以降の株価下落でもなかなか為替が

円高方向に動きませんでしたが、今月か1ヶ月の間に¥113/$⇒¥110/$まで円高

加速しました。

 

円高は海外品を買うには有利ですが、円建で海外資産を保有している場合は、

為替だけで資産価値が下落します。

 

ではこの12月は、他の資産クラスと比較した場合どの様な値動きだったのか、

野村つみたて外国株投信とeMAXIS Slimの他資産クラス(株式:先進国・新興国

S&P500)で比較してみます

 

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さて、面白い結果となっています。

 

今月の株式地域ごとのリターンでみると、悪い順に

 ①TOPIX(日本)

 ②S&P500

 ③先進国(除く日本)

 ④野村つみたて

 ⑤新興国

 

となりました。

 

理由は単純で、資産クラスの下落というのは経済基盤が弱い地域から始まりますので、

7月のトルコショックを発端に新興国株が下落をし、その影響が先進国に徐々に

及んできて、12月にアメリカ&日本を襲っただけになります。

 

巷では投資先はS&P500のみで良いとよく聞きます。それはある意味で正解です。

なんせアメリカは世界時価総額比率の50%を占めており、アメリカの企業は株主

還元を優先するので、今後も高いリターンが期待できるからです。

 

しかし忘れてはならないのが、我々は円建で海外資産を買っている為、S&P500のみに

投資をすることは、USD/JPYの為替影響を100%受けるということです。

 

S&P500の株価がまだまだ高いということは、この先もまだまだ下落余地が

残っていることを念頭においておくのが大事でしょう。

 

<下落・上昇余地の関係性>

下落余地:S&P500>TOPIX>先進国(除く日本)>新興国

上昇余地:新興国>先進国(除く日本)>TOPIX>S&P500

 

株式市場というのは季節の変化のごとく同じサイクルを繰り返すので、1つの

資産クラスだけ永遠に春が続くことはありません。

 

下落が始まってから「あ~~!あの時かっておけば良かった!!」って後悔を

しない為に、分散投資が必要と言われている所以です。

 

②現金預金 vs 国際分散インデックス投資

我が家と同じポートフォリオで「仮に毎月2万円ずつ」積立投資で

運用していた場合での、現金預金のみとのリターン比較グラフです

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現金貯金に対して、リスク資産が下回ってきましたが何ら問題ありません。

我が家の世帯全体に占めるリスク資産の割合は2018年9月時点で10%ほどしか

ありません。 

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つまりリスク資産がー8%となろうが、それは世帯全体では1%未満の影響でしか

ないのです。

 

そして積み立て投資は投資信託の基準価額が下落している時も継続して買い続ける

ことで、株価上昇局面で資産が爆発的に増えますので、今までのルールに変更は

ありません。


③我が家のポートフォリオ状況

 

<積立て中>

[つみたてNISA]

 野村つみたて外国株投信

[特定口座]

 ①野村つみたて外国株投信

 ②eMAXIS Slim新興国

 

 <ホールド中>

[特定口座]

①<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド ⇒売却

 

②たわらノーロード 先進国株式⇒売却

 

今月の相場下落で上記2銘柄の含み益が1000円未満となったので、売却しました。

 

理由は含み益が大きい状態で解約すると課税されるのですが、利益が限りなく小さい

状態で解約すると、課税額が小さくなります。

 

売却した2つのファンドの元本は2019年3月まで毎営業日積み立てにて、

野村つみたて外国株投信を買い付けます。

 

我が家のポートフォリオでもう一つ変化があったのが、サテライト・ポートフォリオ

して、eMAXIS Slim新興国株を特定口座にて買い増しています。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

  米国株式がもっと下落しだしたら、eMAXIS Slim S&P500をサテライト・ポート

フォリオとして積み立てて投資を行いたいと思います。

 

 

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