おはようございます。
今月の投資信託での運用成績です☆
と言っても投資信託による国際分散インデックス投資は、定期的な積立以外
何もしませんが・・・
全資産トータルリターン:+1.65%(先月比:+3.47%)
※トータルリターン:累計買付金額に対する、現在の評価金額(保有口数×現在の基準価額)
※きしやん名義SBI証券口座内の結果しか記載しておりません
①今月の市場振り返り
この1ヶ月間は、完全なリスクオン(投資家が株式等への資産に積極的になる)で
した。理由は1月末のFOMC(連邦公開市場委員会)にてパウエル議長が、金融政策を
市場との対話を優先する(ハト派)趣旨の発言をしたことに、マーケットが好感を
もちました。
昨年までは市場の株価よりも金融政策健全を優先する「タカ派」よりな姿勢だったのが
トランプ大統領のプレッシャーに忖度したのか?はたまた適正金利を探りにきたのか?
過去のアメリカ市場暴落はFRBの金利引き上げが発端となったケースが多々あるので、
パウエル議長は絶妙な金利コントロールをしているのかもしれません。
さてこの1ヶ月間の、世界時価総額比率における株価リターンと、我が家のポート
フォリオのチャートを見てみましょう
全世界株価リターンのベンチマークとして、eMAXIS Slim全世界株(オールカントリ
ー)を用います
この1ヶ月間のeMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)のTTLは5.64%。
※TTL:トータルリターン
我が家の主力投信である野村つみたて外国株投信のリターンはチャートを見る限り
全域でeMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)を上回っているものの、TTLで
負けているのは、積み立て投資(ドル・コスト平均法)が活きない上昇相場に
よるものです。こればっかりは仕方がありませんね。
では、eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)が野村つみたて外国株投信のTTLに
負けている原因が何なのか?この1ヶ月間はどこの市場が強かったのかを、eMAXIS
Slimシリーズの投信リターンで見てみます
今月の全世界TTLを引っ張ったのはS&P500(アメリカ市場)だったことが分かり
ました。eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)と野村つみたて外国株投信の商品
としての差は日本株式の有無なので、上記チャートより野村つみたて外国株投信の
TTLが高かった理由は、日本株式の有無が起因していた訳ですね。
さて米中貿易摩擦問題での中国製品へ追加関税適用の期限が迫る中、とりあえず関税
適用開始の期限を先延ばしにする話が出たので、上海総合が前日比+5.6%と、仮想通貨
驚きの急勾配を演出しました。
わずか一日で、半年前の価格に反発です。
しかし忘れてはならないのが、今回はあくまでも人間様大好きな「問題の先送り」
でしかありません。ここで、ハワード・マークスの著書『投資で一番大切な20の教え』
より大切な部位を引用します
全てが順調で価格が高騰しているとき、投資家は慎重さを忘れ去り、
買いに殺到する。その後、市場が混乱に陥ると資産はバーゲン品となり、
投資かはリスクをとる意欲を完全に失って、売りに殺到する。
この繰り返しが永遠に続くのだ。
市場が楽観的になってる時こそ、気持ちのシートベルトを引き締めるのと、アセット
アロケーションの再確認(無リスク資産とリスク資産の比率)が重要です。
②現金預金 vs 国際分散インデックス投資
我が家と同じポートフォリオで「仮に毎月2万円ずつ」積立投資で
運用していた場合での、現金預金のみとのリターン比較グラフです
まだまだ現金預金と拮抗している状況です
③我が家のポートフォリオ状況
<積立て中>
・野村-野村つみたて外国株投信:つみたてNISA口座
・野村-野村つみたて外国株投信:特定口座
<ホールド中>
我が家のポートフォリオは当初、信託報酬の安い個別銘柄で構成していました。
しかし野村つみたて外国株投信の登場により、世帯を見た運用を優先すべく、
ポートフォリオのスリム化(=野村つみたて外国株投信1本)を実施しています。
よって、積立投資していたニッセイ&たわらシリーズは全て積立設定を解除して、
ホールドしたまんまにしており、今は野村つみたて外国株投信の毎日積立のみです。
詳細は下記参照。
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
先月も今月も来月も、ひたすら毎日定額を積み立てるだけです。
今月も良い長期投資ライフをお送り下さい☆
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