親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(雑記)FRBの利上げ限界は2.0%もなくね?

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こんばんは、きしやんです。

年初はFRBの利上げ観測に対して市場は悲観的に反応してましたが、最近はむしろ肯定的な反応を示してるように感じます。さすがミスターマーケット。どこまでもメンヘラですね。

jp.reuters.com

 

そしてどこかの金融機関にいたっては、市場はすでに2.0%の利上げまで織り込んだとの報道がありました。はたして市場は、FFレート何%まで耐えられるのでしょうか?

インデックスファンドのバイ&ホールドを主軸にしている人からするとこの手の話はノイズでしかないんですが、知ってれば知ってたで面白いので、少し考察してみたいと思います。

下記チャートは、FFレート(青線)とウィルシャー5000インデックス(赤線)です。ウィルシャー5000インデックスは変動幅が分かりやすいように、自然対数で表示しました。※常用対数の選択肢がなかったので、自然対数を用いております

 

網掛けの部分はアメリカの景気後退局面になるのですが、往々にして株価(赤線)は大きく下落しているのが分かります。

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次にFFレート(青線)ですが、FRBが利上げを行いきった後に、景気後退局面=株価下落のパターンになっています。つまり次回は、市場がFFレート何%まで耐えられるのか?が焦点となりますね。

 

上記FFレートを見て言える事は景気後退を超えるたびに、利上げできる限界が下がっているということです。ちなみにコロナショック前のFFレートは2.4%でした。

 

ここまでが現状の振り返りとなります。

ではさっそく、プロの人たちの見解を見てみましょう。

ビル・グロス氏は2.5%~3.0%だと経済がクラッシュすると言っています。つまり、2.0~2.25%ぐらいが限界?

www.financialpointer.com

 

 

JPモルガンは、2.0%未満なら過度な警戒は不要と言っています。過去にJPモルガンのGuide to the Marketsをまとめたので、ご覧ください。

 

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

私がどこかで見かけた『市場は2.0%まで織り込んだ』の情報を正としたら、ビルグロスJPモルガンの見解はほぼコンセンサスっぽいですね。

 

せっかくなので、過去の政策金利の上限から無理やり線を引くとどうなるかやってみます。

 

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・・・。

すでに2.0%切ってますよね?

金融のプロがこんなドタ感で考えてるとは思いませんが、コロナショック前のFFレートが2.4%だったので、2%未満で株価がクラッシュしてもおかしくなさそうです。

 

もちろんプロの予想、私のドタ感含め、未来は分かりません。

みなさんは自身にとって適切なアセットアロケーションを維持するようにしてくださいね。

 

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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