こんばんは、きしやんです。
ロシアとウクライナ情勢が本格的に悪化してから、ビットコインは有事のゴールドにならなかった旨の話を書きました。
以下はその記事で掲載したビットコインとゴールドのチャートです。途中まではそれなりに相関があったのに、赤線を引いた部位から急に逆相関になったのです。
Twitter眺めてても原因までは分かりませんが、諸説としてはビットコインの保有者と株式の保有者が被ってるのでは?とのことです。
そして最近ビットコインが、ますます株式の先行指標になってきた気がするんですよね。COINMETRICSというサイトから、暗号資産と他アセットの相関係数が確認できます。以下は、SP500とビットコインの相関係数のチャートです。
2020年に入るまで、ビットコインとSP500の相関係数は±0.3だったのが、2020年に入ってからは常時プラス相関。そして2022年3月時点では、相関係数が0.5となっています。
どうやら感覚だと思っていたビットコインと株価の相関は、間違いなかったようですね。
じゃあ、ビットコインとゴールドの相関ってどうなのか?と気になってチャートの組み合わせを変えたのが以下のグラフ。チャート最新データが2022年1月までしか反映されていないから肝心な部分見えません・・・
というかこうやって見ると、ゴールとビットコインって異なる値動きしてたのが分かりますよね。ほぼ、±0.2を推移してたところを鑑みると、デジタルゴールドとも言えない独特な存在なのが分かります。
じゃぁゴールドとSP500の相関係数を見たら答え合わせできるやん!って思ったんですが、サイトがバグってるのか仕様なのか、このアセットの組み合わせは表示されませんでした。
アセットの分散の観点で暗号資産も注目されましたが、ことごとく株式と相関が強くなってしまうと、どうやって分散すりゃええねん?って思いますね。資産保全がますます難しくなる資産運用業界ですわ。
そうそう、相関係数を調べたCOINMETRICSというサイトは、友人のおってぃさんに教えてもらいました。簡単な使い方なども記載してくださったので、興味ある方は下記リンク先からアクセスください。
「Assets」のところでCurrencyの「BTC」とTraditionalの「SP500」を選択し、「Select a metric」で「USD 4:00pm.....」を選ぶと、BTCとS&P500の相関係数の推移をグラフにできます。なぜかチャートが途切れ途切れですが。
— おってぃ (@otty004) 2022年3月10日
本当はGoldとSP500の相関も併記したかったんですが、うまくいきませんでした。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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