親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

変動の大きいマーケットの中で、輝きを増す金 ~ピクテ・ゴールド・スペシャルセミナー~

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こんばんは、きしやんです。

先日ピクテ投信が、昨今のインフレに対してゴールドを主題にした緊急セミナーを開催しました。

全部見ると1時間半コースになるので、主要な動画の要点をまとめたいと思います。

※部分部分で、「きしやん感想」って注意書きを入れてから、私の感想も入ってますのでご了承ください

 

 

下記チャートは米国ラッセル3000のバリュー株、グロース株を比較したものになります。赤丸部位を見てください。

過去にバリュー(灰色)とグロース(緑)のリターンがワニの口のように開いては、閉じてを繰り返してきました。

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次に下記赤丸部位をご覧ください。

バリュー/グロース相対パフォーマンス(青線)は104週移動平均線(2年)を下回ってきております。2015年以降に大きく開いたワニの口(赤矢印)が、閉じようとしてるのかもしれません。

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次にラッセル3000 グロースとバリューの実績PERの推移となります。下記チャートをご覧ください。

現在、グロース株とバリュー株の実績PERの差がここまで開いたのは、ITバブル時代以来となります。

 

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次に、世界株式と金の価格推移です。1971年2月を基準としたチャートが下記となります。

世界株式と金の価格推移も、ワニの口のように開いては閉じてを繰り返してきました。

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現在は世界株式と金の価格差が大きく開いているので、これから閉じるフェーズがくるのかもしれません。

 

 

物価変動と金価格の話に関しては、下記チャートを用いていました。ポイントとなる部位が赤丸の部分です。

物価(灰色線)が安定している時、金の価格(青線)のボラティリティも安定している。逆をいえば金の特性として、物価上昇に対して強いといわれています。

 

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※きしやん感想
ピクテの説明は、ちょっと無理やりな気もした

 

米国の過剰流動性供給&財政支出と、米国の物価上昇率に関してです。

過剰流動性供給&財政支出を2年先行(緑線)させると、物価上昇率と綺麗な相関がでます。コロナショック以降の過剰な金融緩和で供給されたマネーが、さらなる物価上昇圧力をもたらす可能性があります。

 

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ここからは市場サイクルのイメージと、分散投資の重要性の話になります。下記は市場サイクルのイメージと現在の位置関係です。

今後の業績相場から下落サイクルのフェーズに向けて、分散&流動性の確保が大事になります。

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そして成長株が伸びるフェーズから業績相場に移行するにあたって、例えばNasdaq総合指数と逆相関になるアセットを組み入れるのが大切とのことです。

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過去の景気サイクルにおける、全世界株式と金の動きに関してです。

過去に本格調整が発生した部位を赤丸で囲みました。そして本格調整が発生するのは、利上げ(赤線)が終わった後になります

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2つ目として、金(青線)の価格が底を打つのは、だいたいが利上げ(赤線)開始前になります

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最後に、利上げ開始から調整を挟んで、利下げ終了までの全世界株式と金のリターンになります。過去の主要な調整の際は、全世界株式より金のリターンが大きかったのが分かります。

 

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※きしやん感想

アジア通貨危機、ロシア危機、ギリシャ債務危機、チャイナショックなどの大きな調整のデータを外しているのが、気になります

 

 

以上となります。

 

今回取り上げた動画は2/8に公開されました。

ロシアとウクライナ情勢にさらなる緊張がはしったのが2/11でしたので、ピクテの動画公開は素晴らしいタイミングだったかもしれません。

しかし忘れてはならいのが、ピクテ投資はピクテ・ゴールドという投資信託を提供しておりますので、ポジショントークが多分に入ります。

信託報酬の観点ですと、ブラックロックが提供するiシェアーズ・ゴールドインデックスの方が1割ほど安いので、御注意ください。

 

ピクテ投信の投資哲学は好きなんですが、商品はどうも好きになれないんですよねw

 

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

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