親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

Fear & Greed Indexはコロナショック以来の水準だが、市場はそうでもない?

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こんばんは、きしやんです。

Fear & Greed Index(以後F&G指数)はCNN BUSINESSが集計している市場センチメントを表す合成指数です。

SP500のモメンタムやプットコールレシオなど、7つの要素から構成されております。詳細は上記リンク先から確認ください。

このF&G指数は概ね株価との連動がありまして、感覚では45を超えると株価はぐんぐん上昇していきます。つまり逆だと株価は下落傾向になるので、逆張りする指標としても利用可能です。

念のため先に言っておくと、F&G指数が低い時だけ投資すればいいやん!ってやると、市場平均にボロ負けします。あくまでも平時より強めに買い付けるかどうかの指標って位置づけにするのが無難です。

さて前置きが長くなりましたが、F&G指数が13というのは、コロナショック以来の低水準です。下記に、過去3年分のチャートを転載します。

 

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F&G指数が25を下回ると超弱気入りとなるんですが、その水準はこの1年で1~2回発生しました。しかし20を下回る水準は、ほんとコロナショック以来ですね。たしかコロナショックの時、F&G指数が1になってた気がします

 

じゃぁ今が絶好な買い時なのか?と問われると、あまりそこまで絶好な買い場とは思えないんですよ。なんせまだまだ株価が高いです。

まずはSP500から

 

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まだ1年前の水準です。コロナショックの時は、3年ぐらい前の水準まで落ち込みましたからね。

次に欧州圏

 

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どこのポイントで見るかによりますが、悲観的にみるとコロナショック前の水準です。そう思うと、欧州はなかなかに買い場かもしれません。

次に、日本

 

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コロナショック前後の水準ですね。こうやって見てみると、日本はちょっと買い場かも?

 

次は新興国株インデックス

 

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コロナショック前の水準に戻ってますね。

最後に、全世界株インデックスです

 

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全世界株式は米国株の影響を多分に受けるので、まだそんなに下がってませんね。

 

こうやって市場ごとにざっと見てみると、株価だけなら欧州・日本・新興国にお得感があります。あくまでも株価だけね。

にしても、米国株だけが崩れないですね。やはり現状でのゼロ金利政策&QT開始してない分が効いてるんですかね~

って思いながらTwitterを散策してたら、面白いグラフを見つけました。

青のチャートを過去と対比すると0.9に差し掛かってません。よって、株価総崩れはまだ余裕がありそうです。

 

ロシア・ウクライナ情勢の不透明感と、それに伴うスタグフレーションの足音、そしてこの先に待ってるFRBの金融引き締め。

株価がすんなり上昇する話はなさそうなので、F&G指数を頼りにコロナショックの再来を狙った行動とると、痛い目にあいそうな気がしますね。

これらの観点を盛り込んで、私は毎日積み立ての金額を1割ほどアップさせつつ、欧州株の買い付け割合を高めました。それ以上のことはせず、当分は静観してたいと思います。

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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