親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

ジュニアNISAの存続性に対して、どうするべきか考えた

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日本には資産形成の一助として、確定拠出年金やNISAという非課税制度があります。

後者のNISAに関していうと、非課税期間・年間投資枠・年齢制限によって

・一般NISA

・ジュニアNISA

・つみたてNISA

 の三種類あります。今回の記事では、先日のオンラインオフ会でも出た話題

ジュニアNISAの存続性に関してです。きしやん家でも今週、私(CEO兼CFO)と

妻(COO)による緊急役員会議を開催し、子供のジュニアNISAの方針を再度検討

しました。

 

結論としてはジュニアNISAが2023年で終わる前提とし、『現在時点での子供名義の

資金全てを、2023年12月までに積み立てきろう』となりました。

 

 1.NISA制度恒久化の危機?

 金融庁が作成した「高齢社会における資産形成・管理」の報告書を端に、メディアでは

『年金2000万円ガー』と騒がれました。政府(得に麻生さんの発言)は事態の収拾に

あたり『政府スタンスとは異なるので、この報告書は受け取らない』と公表し、

金融庁が謝罪する事態にまでなりました。

 

この一件に関して、年金・医療に関する社会保障政策の権威と言っても過言ではない

権丈 善一さんが、東洋経済オンラインに記事を寄稿されています。

 

toyokeizai.net

 

個人的にはこの記事に関して一部反論したい部分はあるものの、注目すべきは

2ページ目の日本経済新聞に掲載された文章から引用された部分です

時限措置であるNISAを恒久化するよう財務省に要望しており、今年は

「勝負の年」になるはずだった。だが、ある同庁幹部は「報告書を土台に

要望するはずが、その土台がなくなってしまった」と嘆く

(『日本経済新聞』2019年6月14日)

 

NISA恒久化に、限りなく赤色に近い黄色信号が点灯した感じですね。

つみたてNISAは2037年まで存続しますが、一般NISAとジュニアNISAは2023年

12月31日までともう時間がありません。これは困りました。

  

2.残り4年弱のジュニアNISAをどう扱う?

世界株式へ分散させたインデックス投資とは、株式市場の長期的なリターンを得る

投資手法なので、本来は投資タイミングを選びません。1日でも早く市場へお金を

投入することが、期待リターンを大きくする要素となります。

 

しかしそうは言っても日本の場合、世界の株価下落と同時に円高に悩まされる運命が

あります。今の様に株価が世界最高値付近の状況化で、子供の資産を1度に市場へ

投入することはできません。やはりここは時間分散の観点で、現状をベースとして

2023年にジュニアNISAが終わる前提で、積み立てていくことにしました。

 

3.じゃぁ、子供名義のお金をいくら市場に投入すんの?

子供が産まれた時から今日までのお祝い金・お年玉は全て手をつけずにいます。

つまり、子供は我が家で1番の金持ちなんですね☆

 

しかし我が子は個人投資家の子供です。

 

1年半前に妻を必死に説得して、今はジュニアNISAでの積立て投資を始めており

ます。あの時の苦労話は下の記事参照

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

そして今週の月曜に急遽、私(CEO兼CFO)と妻(COO)で緊急役員会議を行い

ました。議論した内容は『2023年12月末までに、子供名義の資産をいくら市場に投入

するか?』です。

 

私(CEO兼CFO)の提案は以下の通り

・子供名義資産の内20万円を現金で残し、それ以外は積立て投資をする

・現金20万円は、子供が自動車免許の取得が必要となる際に備える

 

しかし、私の提案がすんなり通ると思ったら、妻(COO)の提案はこれだ!!

現時点で保有している子供名義の資金は、全て市場に投入しよう。

なぜなら2023年以降から子供が18歳になるまで、お年玉や祝い金で

20万円に追いつくでしょう。使わないお金にはしっかり働いてもらう

 

私(CEO兼CFO):「おっ、おぉ!それは最もだ!そうしよう・・・!」

              ※心の声:1年半前と比較すると、人って変わるもんだ・・・

 

 

つー訳で子供名義の資産は、2023年までの残り4年弱でジュニアNISAを通じて

投資することになりました。まぁ何だかんだ言って、妻の提案には大賛成なんです。

 

私の持論として、まとまった資金がある場合は、5年かけて市場に投入すべしと考えて

おります。その5年に明確な根拠はないのですが、だいたい市場は5年間で山谷の

サイクルを出しています。つまり、5年ぐらいかけて積立て投資してると、長期的に

美味しいタイミングで購入できる可能性が高いんですね。

 

この緊急役員会議で、2週間ほど悶々としていた悩みが解決しました。

やはり運用方法も、保管方法も投資の意思決定も、世帯みんなで取り組む事が

大切だと再認識した1週間でした。

 

我が家の子供のお金に関する検討結果が、皆様の資産形成の一助となれば幸いです

 

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