こんばんは、きしやんです。
子育て世帯にとって2024年からは、子供名義の金融資産の置き場に困ります。
そう。ジュニアNISAが終了するんですよね。どうしようかあれこれ悩んでたんですが、ふと閃きました。
結論から言いましょう。
同一指数、同レベルな信託報酬の、ファンド違いで投資すれば良いんじゃね?
です。
もうちょい具体的に言いますね。
例えば
世帯資産:eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
子供①資産:Tracers MSCIオール・カントリー(全世界株式)
子供②資産:はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)
こんな感じです。
これら3つの投資信託はMSCI ACWI(配当込み)にパッシブ運用を目指したインデックスファンドであり、信託報酬も0.05775%と横並び。
つまり仮にトラッキングエラーが発生しないとすると、これら3つの全世界株式インデックスファンドの名目リターンは同じになるのです。
※Tracers MSCIオール・カントリー(全世界株式)の目論見書読むと「税引後配当込み」って書いてたのが少し気になった
上記3つのファンドのリターンを比較したのが下記チャート。ピッタリ重なってます。
別に全世界株式に拘る必要もなく、米国株価指数やMSCI-KOKUSAIなどでもOKです。
あくまでも同一指数、同水準の信託報酬のファンド違いにするってのがミソです。
この手法をとる最大のメリットは子供名義の資産額を筆頭に、取得単価や保有口数を分けて計算する必要がないことです。もちろん懸案もあります。
懸案その①、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)以外は純資産総額が低すぎることですね。
純資産総額の低さはファンドの繰上償還のリスクに直結してきます。まぁ新NISAを見越したファンド設定でしょうから早々の繰上償還はないでしょうが、確率はゼロではありません。
懸案その②、新NISAの投資枠に空きが必用ってことですね。
子供がいる≒親2人でしょうから、夫婦で新NISA口座作成すればある程度解決します。
まぁそもそも、夫婦二人分の新NISAを毎年使い切れる世帯なんてほぼ無いでしょうから、気にしなくて良いですけど。
懸案その③、より低コストなファンドが登場した時にeMAXIS Slimシリーズ以外はコスト競争に追従しない可能性です。まぁ既に0.1%を切ってる信託報酬水準なら、ここからのコスト追及は気にしないレベルだと思います。
つまり、かなり現実的なジュニアNISAの代用方法となると思ってます。
出口戦略は、子供が成人になったタイミングで解約して子供名義口座に振り込んで、子供名義の新NISAを活用するとか。ただし贈与税が関わってくるので、そこはその時々の税制度を鑑みて上手くやってください。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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