こんばんわ☆
投資を始める際は『最大損失』をイメージしてからでないと長続きしませんが、
いつまでも勉強ばっかりしていても、実際に投資を始めてみないと気付かないことも
あります。とりあえず『やってみる』ってやつです☆
そして政府は、我々の資産形成の一助として2018年から投資利益に対して20年間
非課税となる「つみたてNISA」という制度を新設しました。
しかしそのつみたてNISAですら利用できる投資信託が約160本もあって、選択に
迷っている人も多いのが実情でしょう。
そんな人達に「これ1本で事足りるのではないか?」と感じる商品が、三菱UFJ国際
投信が運用するeMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)です。
1.eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)とは
特徴はこの投資信託1本で日本の株式を含んだ世界中(世界時価総額比率)に投資が
可能となり、信託報酬も0.142%と非常に低コストなところです。
他に1本の投資信託で株式世界時価総額比率類の割合で投資できるものでは、
楽天VTはバンガード社のETFを買い付ける特徴があるのですが、日々の為替影響や
売買のコストが少し大きく、交付目論見書に掲載されている対象指数に対してまともに
パッシブ運用ができておりません。
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)は運用開始から日が浅いものの、楽天VT
と違って現物株式にて運用されており、指数に対する運用精度も徐々に改善されて
いくでしょうね。
そのへんが不安なようでしたら、eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)の
1年後の運用報告書が公開されるまで、野村つみたて外国株投信(※日本株式は無い)
で代用するのも一手です。
つみたてNISAで長期投資を始めようと悩んでいる人は、eMAXIS Slim全世界株
(オールカントリー)が有力な選択肢になるでしょう。
2.では個人投資家はどのように運用すれば?
eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)は世界時価総額比率になるように設計
されたバランスファンドなので、世界時価総額比率に於ける先進国と新興国の比率に
変動が起きても投資信託内で勝手に調整してくれます。
いわゆるリスク資産の「リバランス」作業が不要となりますので、まさにこれ1本で、
ほったらかしOKとなるファンドです。
eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)で積立て投資を始めたら、後は資産全体に
於ける無リスク資産(現金や個人向け国債)との比率だけを気にしておけばOKです。
投資とはいろんな商品を購入するよりも、いかにシンプルにするのかも重要と
考えます。
3.最大損失の想定は絶対にすること
eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)が世界中に分散投資をしていると言っても
100%株式の投資信託はリスク(変動率)がとても大きいことを忘れはなりません。
上記リスクはeMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)の1標準偏差でしかありま
せんので、平均分散アプローチ(過去のリターンの平均と分散:2標準偏差)にて
損失を計算するとー31.1%。
もっと悲観的に3標準偏差(リーマンショック級)で計算すると-49.4%ぐらいまで
損失を被ります。それも数年~10年ぐらいは。
これに絶えれますか?
これを無視して投資をしていると、つみたてNISAの非課税期間が終わる前にビビッて
解約=損失決定して終わってしまいます。そうならないようにする為にも予め損失の
想定と、積立て投資にて少しずつリスク資産を大きくしていってください。
リスク選好度(メンタルタフネス)を向上させるには、含み損を何度も体験する
反復練習しかありません。
良い投資ライフをお過ごしください☆
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