親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

家計管理:ポイント投資サービスに、証券口座を振り回されない為にすべきこと

 

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こんばんわ☆

なかなか増えない給与と相反して、増えていく税金。我々の可処分所得は年々低下

しているのは間違いありません。

 

そんな中、Eコマース業界では独自ポイント還元によって買い物・サービス・投資と

顧客の買い込みを行っています。特にこの1年間はフィンテックの進化によって

各社○○payを提供し、ポイントや還元サービスを通じ熾烈な競争が繰り広げられて

いますね。

 

我々消費者はこの様なサービスを積極に利用し、実質的な可処分所得の押し上げは

必須となります。しかし新たなサービスが開始する度に銀行口座・証券口座・

クレジットカードを新設・切り替えをしていると、手間と時間ばかりかかるのが

実情でしょう。

 

特に世帯による資産管理の観点からすると、金融資産の保管場所が増えるのは

好ましくありません。もし結婚している世帯ならば、とりたい選択肢は1つです

 

夫婦のどちらか:SBI銀行&SBI証券×つみたてNISA

もう片方の配偶者:楽天銀行楽天証券×つみたてNISA

※世帯総出(単身世帯含む)でポイントサービスに追従できるのなら、なんら問題ありません 

 

1.ポイント投資とは?ポイント投資のメリット

私の認識では、ポイント投資は大きく分けて2つに分類されます

買い物等で付与されたポイント自体を、投資商品に連動させて運用

買い物等で付与されたポイントで、投資商品を購入

 

今回の話は後者のほうです。

 

ポイント投資がなぜ注目されるのかというと、積立て投資をしている世帯にとって

投資信託ETF・個別株を定期的に購入するという行為は、もはや公共料金を

支払っている感覚に近いものがあります。そこで投資信託の支払をカード決済に

することでポイントが付与され、そのポイントを使って追加投資が可能と

なるんですね。

 

この『追加投資』ってのがミソで、実質的なリターンの押し上げ効果があるのです。

 ⇒投資商品を購入してポイント1%付与される

  ⇒そのポイントで投資商品を購入する

   ⇒保有する投資商品がポイント分だけ増える

 

使えるサービスは何でも使いたいとこですが、ポイントはあくまでもサービスの

一環(おまけ)であって、メインではありません。ポイントサービスを追いかける

あまり資産の保管場所が増え、自分や配偶者が急逝した際に資産を引き継げないと

本末転倒です。

 

 

今回の記事のポイントは、まさにここです。

 

 2.楽天証券の台頭

楽天市場楽天トラベル、楽天モバイル楽天でんきと、楽天のサービスは我々の

生活と切っても切れない関係があります。いわゆる楽天経済圏というやつです。

 

昨年、その楽天が提供するクレジットカードを使って、楽天証券にて投資信託

買えるようになりました。

 

www.rakuten-sec.co.jp

 

 しかもつみたてNISAの決済にも対応してくれたことで、多くの個人投資家

他証券会社から楽天証券に乗り換えたほどです。このインパクトの大きさと魅力には

私も悩みました。

 

3.SBI証券の逆襲

日本のネット証券のサービス競争は、楽天証券SBI証券が牽引していると言っても

過言ではありません。昨年に楽天証券がポイント決済を開始してから、SBI証券

苦境に立たされていました。対抗策としてSBIネオモバイル証券を立ち上げたりして

いましたが、いまいちパッとしない印象だったんですね。

 

しかしSBI証券はやってくれました。Tポイントで投信買付けを可能にしてくれたのです

 

r.nikkei.com

 

これにてYahoo経済圏でTポイント貯めてた個人投資家を取り込める体制と

なりました。しかし、SBIネオモバイル証券はどうすんだ・・・

 

 

 4.夫婦二人で美味しいとこ取りをする

今回の楽天証券SBI証券のサービス競争から学べることがあります。それは

資本経済の合理性の観点から、サービスレベルは収斂する

これです。

消費者が慌てて飛びつかなくても、企業は顧客囲いの為に対抗措置を講じます。

これは証券会社に限らず、通信・自動車・不動産とあらゆる分野に通じています。

 

さて話は資産形成と資産管理に戻しますが、配偶者のいる世帯なら金融口座は

以下のようにしておくと非常に便利です

夫婦のどちらか:SBI銀行&SBI証券×つみたてNISA

もう片方の配偶者:楽天銀行楽天証券×つみたてNISA

  

詳細は割愛しますが、金融口座観点でのSBIと楽天の強みは、自社サービス内でお金の

移動が容易に実施できることです。

 

そして夫婦二人でダブルつみたてNISAとなることで、非課税枠は年間80万円。

 

しかしつみたてNISAの投資枠は、満額つかう必要はありません。

考え方として大切なのは、世帯支出との連携やポイント還元率が高い方の証券口座を

メインに使うという事です。このようにしておけば最新のポイントサービスに常時

対応できるわけではないものの、手間を最小限にしてそこそこ美味しいポイント

サービスにあやかれるのです。

 

ポートフォリオだけでなく、資産管理もシンプルにいきたいですね☆

 

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