親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

2019年度下期 我が家の決算と投資戦略の策定

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こんばんわ、きしやんです。

私は世帯のCIO(最高投資責任者) とCFO(最高財務責任者)を兼務しているので、半期に1度の資産棚卸を実施し、世帯の決算を行いました。

我が家は月々の支出はいちいち集計しておりません。なぜなら夫婦で決めた毎月の支出予算でやりくりする努力をしていれば、年間通して黒字になるからです。

というか毎月管理したとこで翌月に活かせないなら、やるだけ無駄だと思ってるぐらいですわ。※単に毎月やるのがめんどい言い訳にしてますw

 

私が世帯内決算をやるうえで意識してるのは以下の感じです

・資産全体のアロケーションと推移の把握

・目標教育費に対する達成度合いと余裕度の把握

・市況と財務状況から投資戦略の策定

 PDCAサイクルに直すとこんな感じですかね

Plane:目標教育費の設定

Do:資産形成

Check:決算

Ajust:投資戦略の調整

 Pを決めたら、あとはDCAの繰り返しです。小言ですが、日本人はなぜかAの後にPに戻るのですが、それはPの設定が最初から間違えてることを意味します。

 

よって本記事では、主にC・Aになります。

※個人情報なので、金額ベースでの記載はしません

1.世帯資産のアロケーションと推移

アロケーションにあたっての定義

冒頭で申したように私はめんどくさがりなので、世帯内の資産はざっくり3つに分けて管理してます。重要視してるのは『流動性』ですね。

 

①現金:生活費+生活防衛費の副(流動性・高)

②財形貯蓄+保険商品の積立て:教育費+生活防衛費の主(流動性・低)

③リスク資産:つみたてNISA+確定拠出年金+特定口座

 

対象としているのは夫婦名義の口座であり、子供たちの資産は計上しません。

子供たちの資産は残高と積み立て投資の状況を報告するだけです。

 

世帯資産の推移

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我が家の資産運用の基本方針は、今すぐ使わないお金にもしっかり働いてもらうことです。

つまり、金利なんてつかない現金をリスク資産に転換。現金より幾ばくか利回りのある

財形貯蓄&保険商品の積み立ては可能な限り維持するようにしてます。

上記グラフを見ていただくと、その推移がよく分かるかと思います。

※家族会議では積み上げ棒グラフとセットで報告してますが

 

リスク資産の比率がなぜここまで低いのかは、のちほど解説します

 

2.目標教育費の積み立て達成状況

我が家のリスク資産の割合が小さい最大の理由は、子供二人の教育費を常に意識した運用をしてるからです。

老後資金は不足しても就労時間を延ばせばいいだけ(自分事)ですが、子供は18歳になったら大学進学が視野に入ります。

子供に対して『お金足りないから、進学待って!』なんて、簡単に言えません。

資産形成の難易度が激変するのが、子供の有無と子供の年齢ですね。

 

さて我が家では、夫婦で子供1人分の大学費用を決めてます。それを残りの残年数で割ることで『毎年の絶対積立額』を明確になります。

この毎年の絶対積立額に生活防衛費(除く失業給付金)を積み上げて折れ線グラフにしたのが↓です

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2019年下期現在、教育費絶対積立ラインに対して余裕あることが分かります。

こうやってPDCAのPを可視化しておくことで、不安が小さくなります。

さて、赤矢印で示した余裕分を今期から大きく動かします。

 

3.リスク資産のポートフォリオ

その人の投資思想・理念を知るにはポートフォリオを見れば分かるといわれるぐらいです。

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※グラフの作成あたっては、バリュートラスト様のツール使用


我が家は世帯資産に占めるリスク資産の割合が小さい時点で、かなり保守的なことがわかるかと思います。

なぜここまで保守的な配分にしてたのかは、単に市況が良かったからです。

2019年なんかは誰もが株買いたい!ってツイートしてましたからね。2020年年明けからはレバレッジファンドもブームでした。

 

私が投資判断にしている、心の師匠ハワード・マークスの言葉を引用します

買うことが心地よいと思えるようになったころには、価格は超お買い得と言えるほど安くはなくなっている。したがって、居心地の悪さをともなわない利益率の高い投資というのは、だいたいが矛盾した話なのだ。 

4.投資戦略の変更

細かい内容は、以下記事参照w

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

上記記事から変化のある部位だけ解説します。

COO(妻)と協議が終了したので、これから約1年半かけて世帯の資産を総入れ替えします。ざっくり表現すると以下の感じ

 

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棒グラフで緑の部分が残る理由は、子供たちの教育費となる絶対積立ラインを維持するためです。さきほど登場した折れ線グラフでいうとこの、赤矢印部分になります

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現在は積み立て銘柄を以下の割合にしておりますが、並行してレバレッジをかけたライフサイクル投資術の戦略を検討しております。

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ライフサイクル投資術に関してはSPXLをベースに、グローバルリートと何を積み立てるか検討中ですわ。しっくりくるポートフォリオが決まらないw

 

以上で、2019年度下期の決算を終わりとなります。子育て世帯に於ける資産形成の参考になれば幸いです。

 

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください。

 

 

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