こんばんわ
当ブログでは、モーニングスターさんが毎月更新している月次リターン表を、
本家モーニングスター公式HPのTop画面より早く、PRしております・笑
上記の表は毎度おなじみ、モーニングスターさんの月次リターン円換算表で、
先月のアセットクラスリターン1位は先進国株式 +2.2% 、 最下位は新興国債券 -4.1%
でした。
ちなみに、先月久しぶりにアセットクラス1位に返り咲いた新興国株式の
リターンは-2.6%と、ほぼドン欠に返り咲きましたね(笑)
さて、上記リターン表を見る限り新興国クラスがガタガタ状態になっている理由は
忘れもしないトルク通貨リラの暴落が原因となりますが、発端としてはやはり
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アメリカの政策金利UPを基にトランプ大統領とトルコ大統領の口撃合戦もあり
トルコ通貨リラが大暴落を始め、新興国通貨全体に波及している形になります。
そしてトルコ通貨危機だけにとどまらず、アルゼンチンも自国通貨ペソを守るために
政策金利を60%まで引き上げるも、通貨下落に歯止めがかかりません。
アルゼンチンがIMFに緊急支援依頼を出したのも、自国通貨をさらなる危機に
追い込んでいるとも言われておりますね。
今回のトルコ通貨大暴落を発端にギリシャショックの再来か!?とまで言われ
ましたが、何やらトルコ債券を大量に保有しているのはスペインぐらいで、且つ、
そのスペインもトルコ債券を大量に保有していいないそうです。
よって先進国株式への影響も大した事ないから+2.2%と思いがちですが、先進国株式の
リターンは、eMAXIS Slimシリーズ各アセットクラスのチャートより、ほとんど
アメリカ一強によることが分かります。
この結果を基に「やっぱりアメリカ最強!やっほい♪♪」っなのか?と問われると、
必ずそうとも言い切れません。
たしかにここ5年間ぐらいのアメリカの株式リターンは凄まじいものがありますが、
アメリカを代表する株価指数であるS&P500は、2013年からの過去15年間は
最高値更新が出来ない相場を繰り返してきました。
アメリカの企業は投資家への利益還元を大事にする文化があり、今の世界を代表する
企業の多数はアメリカにありますので、実質的な世界経済はアメリカが握ってるのは
事実です。
そしてこれませのリターンをもって、アメリカへの集中投資を始めた人も、
多数いらっしゃるでしょう。
しかしアメリカ市場のこれまでのリターンがこれからのリターンを保証する訳では
ないことを肝に銘じておく必要はあります。
なぜならモーニングスターが予想する2030年時点での米国市場が世界に占める
時価総額の割合は、現在の50%から35%なるとのことです。
安く買って高く売るのスタンスからすると、これからの10年間はこれから成長するで
あろう他国の株式を仕込んでおくタイミングに他ならず、これこそ国際分散投資の
大切さになります。
モーニングスターの予想が当たるかどうかは別として私は、10年後に「買っておけば
良かった!」って後悔しないように、引き続き国際分散インデックス投資を継続して
いこうと思います。
さて最後に、当ブログではモーニングスターの円換算・月次リターンを基に、
株式&債券クラスのリターンをプロットし続けていますので、最新.verを添付しようと
思います
やはり、新興国クラスのボラリティははんぱないですね。
さて、来月のアセットクラスリターンNo.1は何なのでしょうか?
2018年9月は、リーマンショックから丸々10年の節目となり、S&P500のチャートも
上昇角度がきつくなってきてるので、なんか嫌な感じがします。
上がり続ける相場はありませんので、ここ最近の強気相場に載せられて、投資判断が
狂わないように自分としっかり向き合いましょう!
リスクは常に、自分の中にあることをお忘れなく
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さて今日は、第4回コツコツ熊本があるので、楽しんでこようと思います☆
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