おはようございます。
モーニングスターが集計・公開してくれている全世界の各アセットクラスリターンの
表がアップデートされました。
円建てによる2018年10月の各アセットクラスリターン
<1位> コモディティ:金 +2.9%
<最下位> 新興国株式:-10.6%
2018年10月度は、今年に入って1番相場が安定しなかった1ヶ月だったと思われます。
全世界的な株式の瞬間的な下げ幅は2月初旬の方が大きかったのですが、10月は
アメリカ市場への影響も大きく、1度下がって反発してもまた下がるという先行きの
不透明さが漂う1ヶ月でした。
市場は先行きの不透明感を極端に嫌うので、通貨全体へのリスクヘッジとしてコモデイ
ティ:金が買われたと推測します。
ブルームバーグには悲観的なニュースが掲載さいれておりました
「89%の資産が米ドル建てで年初来下落。これはここ1世紀余りで最大の割合。」
まぁ資産全体の89%が下落しただけであって、全世界株価が89%下落した訳では
ありません。ちょっと大げさなニュースですな。
では実際にこの1ヶ月間、株式クラスはどの様なチャートになったのかを、eMAXIS
Slimシリーズを使って見てみたいと思います
おや?
綺麗に10月の1ヶ月間で区切れないので困りましたが、本日時点からの1ヶ月間で
チャートを見ると1番下落しているのは国内株式で、さらに株価上昇スピードが
1番早いのは新興国株式になります。
※モーニングスターの集計と相違がでるのは、ただの期間依存症です。
それでも全体で見るとやはりアメリカ株式が1番強いのですが、資産運用会社大手の
フィデリティは既に米国市場以外、欧州市場と新興国市場の株式へ積極的な投資に
動き出しております
私の様な素人投資家に、この先もアメリカ集中が良いのか国際分散が良いのかを
予測することは不可能です。
私は投資をする上で心がけてるのは下記3つ
1.今現在に魅力的な市場・資産クラスがあっても、そこに飛びつかない
2.後で買っておけば良かったと後悔しないように、世界中の株式へ分散する
3.株価の変動による誘惑に負けないように、毎営業日積立ての設定を変えない
規律を守り、市場に残り続けることを専念します。
さて、当ブログで毎月ウォッチングしております、モーニングスターのリターン表から
集計している、円建てによる株式&債券クラスの月次リターンです
今月の株式は反発しても下がるを何回も繰り返した為、上記チャートより月間での
下落っぷりは凄まじさが分かります。
とは言っても月間でたったー10%ぽっちであり、私のイメージは月間でー20%
いったら暴落と認識しております。
しかしながらリーマンショックの時はー10%以上の下落を繰り返して合計でー50%
近くまで下がりました。11月に入って株価が上昇し出しましたが、
油断は禁物です。
次に債券クラスです
株式と比較すると、値動きがマイルドですね。新興国債券以外・・・
最後に、円建て有無による2018年10月度 全世界の各アセットクラスリターン比較です
今月は株式の下落が大きかったですが、あまり円高に動かなかったので、円建て
有無によるアセットクラスのリターンに大きな差はありません。
本日はアメリカ中間選挙の開票が行われますが、私の興味はイタリアの来年度予算
編成でEUと揉めてる件です。
ギリシャショックの再来が無ければいいですが・・・
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