こんばんは、きしやんです。
今日はTwitterでもずいぶん為替で騒いでましたね。
ドル円の為替レートは黒田ラインと呼ばれる125円/USDを突破して、ついに126円/USDに入りました。この水準は、なんでも20年ぶりらしいです。
20年前と言ったら私、まだ高校生でっせ。投資の「と」すら知らなかった時代です。
でもたしかに、リーマンショック以降に短期間でドル円がここまで上昇(円安)になるのって、2014年後半以来でしょうか?
短期間にここまで為替が急変すると、素材を輸入に頼っているメーカーは価格転嫁するのに大変ですよね。しかも昨今は原油価格自体も上昇しているので、円安と合わさってガソリン価格もかなり高騰してます。
さて話を戻しますが、Twitterではドル円が126円を突破したことでずいぶん賑やかになりました。さきほど添付したチャートからも、リーマンショック以降の円安水準なので、まぁ騒ぎたい気分は分からんでもないです。
以下はドル円の週足チャートですが、2002年2月17日時点での為替レートは134円/USDになります。こうやってみると、現状はまだまだレンジ相場内にいるのです。
さらにもう少し下がって見てみましょう。
なんと1998年8月9日に146円台/USDをつけています
今の円安がまだ高いとか、良いとか悪いとか言いたい訳ではありません。
まだまだレンジ内なので、このまま上(円安)に行く可能性は十分あるし、円高に振れていく可能性も十分あります。
人間の脳は直前までの出来事がそのまま継続(延長)しようとするバイアスが働くので、ずっと円安が続くような錯覚に陥ります。
そして歴史を振り返るとドル円相場はレンジ内にいることからも、長期的にみればどちらに振れていくかは分かりません。
しかし間違いなく言える事が2つだけあります。
1つ目は、通貨安がこのまま続くことによる購買力を維持する為にも、資産のある程度の割合を海外資産(通貨・株・債券・不動産)に投資すること。
2つ目は、我々の日本円は呼吸するように円高になる性質があることを、忘れてはならないということ。
これら2つは相反するのでバランスをとるのが難しいですが、アセットがどこかに集中し過ぎる事だけは避けたいですね。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
↓↓ブログランキングの投票ボタンです。
良ければ、ボタンをクリックしてもらえると幸いですm(_ _)m