こんばんは、きしやんです。
コロナショック以降の上がり続けた相場が嘘のように、年初から不安定な相場が続きます。
世界中に迫ってきたインフレの足音、中銀達の緩和引き締めの声、ロシアとウクライナの軍事的な緊張、そして岸田総理の意味不明な発言。発言。発言。発言・・・
岸田ぁぁぁぁっぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!!!
すみません、取り乱しました。
話を戻します。
上記環境からか、全世界株式のVT(ドルベース)も最高値から10%ほど下落。そして日足ベースでは短期移動平均線が長期移動平均線を下に突き抜ける、デットクロスが起こっています。
いわゆる、下落トレンドが始まりました。
※日足チャート
TwitterのTLでも、株の話が減ってきた印象がありますね。
先ほどのVTのチャートを週足にして、スケールを広げました。2020年コロナショック以降の上げ相場が尋常じゃないことが分かります。
こうやって見るとVTの週足チャートは、50日移動平均線を割ってますね。
ロシア/ウクライナの話はそのうち解決するんでしょうが、世界中で起こっているインフレ対応での利上げは、先送りできる話ではないでしょう。
ちなみにまだ利上げすら始まってなければ、その後に資産圧縮プログラム(QT)が控えてます。目先の株価に明るい展望はないですね。
ドタ感ですが、年末までに週足で100日平均線ぐらいまでは下がりそうにも見えます。つまり、今からさらにマイナス10%ってことです。
先日Twitterで、下落率が10%ずつ増えるごとに、投資家心理が変わるとツイートされてる人がいました。これはある意味納得かもしれません。
なぜならコロナショックの時は原油が暴落した際に恐怖感を覚えました。株価だとちょうど-20%を超えだしたあたりですかね。あの当時、TwitterのTLでは一部の人を除き、ツイートが激減してたのを覚えています。
コロナショックの際は金融緩和という流れでしたが、現在は真逆の流れになります。短期的に株価を後押ししてくれる要素はどこにもないですね。
当たり前ですが、我々の様なサラリーから定額の積み立てをおこなっている投資家は、心に痛みを伴う時期に投資をしないと、大きな複利効果は得られません。
インデックス投資でFIRE(サイド含む)した人たちをみると、長年に渡って何度も、何度も、何度も、居心地の悪い相場を超えてきました。
VTのチャートに、有名どころのショックを記載します。
リーマンショックがぶっちぎの下落幅であるものの、それ以外の危機でも概ね20%前後の下落を伴ってます。それでも過去10年ちょいを振り返ると、大きな波を何度も乗り越えては、株価は最高値を更新し続けてきました。
コロナショック時の体験談からすると、ほんと居心地の悪さを感じます。それでもめげずに積み立て続けることが大きなリターンに繋がることを、我々は歴史から学んで武器にしたいですね。
最後にハワード・マークスの名著、投資で一番大切な20の教えより引用します。
買うことが心地よいと思えるようになったころには、価格は超お買い得とは言えるほど安くはなくなっている。したがって、居心地の悪さをともなわない利益率の高い投資というのは、だいたいが矛盾した話なのだ
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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