こんばんは、きしやんです。
暗号資産(仮想通貨)の取引が増加するなか、所得の申告漏れや無申告が相次いでいるそうです。SNS等では「暗号資産同士の交換は非課税」といった誤った情報も出回り、認識不足から巨額の追徴課税を求められるケースもあるそうです。
そんな中 読売新聞オンラインで、なかなかに強烈なニュースがありました。
記事内に登場した40代の男性は2016年に購入したビットコインの資産価値が4億円以上になり、一部は現金化して、残りは別の暗号資産に交換。
この別の暗号資産に交換した部分の申告が必要と知らずに、税務署からの追徴が2億円以上に。しかし保有する暗号資産の価値下落によって全部売却しても追徴分に足らず、自宅を手放す必要があるかもしれないとのことです。
何かに交換するということは価値を確定(ある種の売却)させることですからね。
俺の記憶がたしかなら、追徴課税は破産申告しても見逃してもらえないんじゃなかったかな?
読売新聞オンラインに出てきた40代男性の話が事実なら、せっかく投資して利益が出たのに、無知だったゆえに一家が路頭に迷うことになりそうです。
当ブログで本件を取り上げようと思ったのは、最近流行ってるNFTに関してです。
NFTの知識は門外漢なんですが、Twitterで傍から見てる限り、NFTの売買に暗号資産を使うようです。NFTやメタバースがさらに盛り上がって高額商品(?)を暗号資産で売買したりしてると、読売新聞オンラインの40代男性と似たような事件が散発するのではないでしょうか?
最近Twitterの株クラの中でもNFT絡みの活動が増えてるんですが、確定申告に関する話題はほぼ皆無なんですよ。みんなその辺認識してるんでしょうかね?
株にしろレバレッジETFにしろ、分からないモノには手を出すなって風潮はあるものの、NFTと暗号資産に関してはその気配を感じません。
自分(知ってる人)が作った作品の売買なら安心という、利用可能性ヒューリスティックに陥ってる可能性がありますね。
・・・。
この記事を書きながらふと思い出したのが、私の従弟です。
たしか4年ぐらい前に帰省して会った際にその従弟が、『時代は仮想通貨やで!』って豪語してたんですよね。
4年前にそこそこな額の暗号資産を購入してたら、それなりの利益が出てる可能性がある反面、ちゃんと確定申告したんかな?と心配になります。
従弟は結婚してて子供もいるし。
それがちょっと気になった読売新聞オンラインの記事でした。
国税だけは敵にまわしちゃいけません。
確定申告は、ちゃんとしようね。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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