こんばんは、きしやんです。
日経新聞電子版にて、2022年のマーケットの展望を書かれた記事が公開されました。
文中には著名な金融機関クレディ・スイスの見解も盛り込まれております。
有料会員向け記事のため、グラフなどの転載はしませんが、無理くり要約すると下記2つ
①金融緩和正常化に伴い、グロース株とバリュー株の優劣に変化が出る
②金融緩和化で有利だったパッシブ運用から、アクティブ運用が有利なフェーズに入る
こんな感じですかね。
②に関しては営業トークが絡んでそうに見えるので、???な状態です。
では我々長期投資家は、投資の潮目が変わる年に何をすれば良いのでしょうか?
結論から言いますと、全世界株式インデックスに投資をしているのなら、これと言って何もする必要はありません。ここでeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の月次レポートを見てみましょう
上位9銘柄は今を輝くグロース株(?)に代表される銘柄ばかり。
ちょっと驚いたのが、テスラって組み入れ4位に入ってるんですね。さすがイーロンマスクです。
上位10銘柄の中で、10位に入ってるJPモルガンに注目したいですね。金融機関は長短金利の差でお金稼ぎするので、今後利上げされる局面では期待される銘柄になります。
はい。eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を保有していると、上から数えて10番目に、JPモルガンを保有しているわけです。
次にセクター別割合を見てみましょう
さきほど利上げ局面で期待される金融が、組み入れ上位10セクターの2位に入ってます。金融銘柄すべてがバリュー株なのか? グロースの割合がどれだけあるのか存じませんが、全世界株式インデックスに投資をしていると、我々はこれだけの割合を保有しているのです。
※月次レポートの構成を左右入れ替えました
年も変わり、いろんな金融機関やディアが、今年の展望を語ってきます。
こういう時に一番やらない方が良いのが、『アレを売って、コレを買う』『コレを売って、アレを買う』という行為です。
金融メディアでそのように語られる時は、すでに関係者は必要な売買を済ませてるんですよね。言葉悪く言えば、もはや売れ残り状態な訳ですわ。
しかし忘れてはならないのが、全世界株式インデックスを保有していると、上記売買の結果も、だいたい織り込まれている訳です。
このようなマーケットタイミングを自動で反映してくれるのが、世界時価総額比率で株式を保有できるインデックス投資の便利なとこです。
将来予測をする姿は魅力的に見え、ついつい話にのってしまったり、不安に感じることもあります。
我々の資産運用は先がとても長いので、そのような情報に付き合うことなく、航路を守りましょう。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
↓↓ブログランキングの投票ボタンです。
良ければ、ボタンをクリックしてもらえると嬉しいです☆