仕事に忙殺されていた今週ですが、予想していたものの楽天投信から
新興国株式インデックスファンドの決定版が登場しました。
バンガードの新興国株式を投資対象としたETF「VWO」を買い付ける
ファンドオブETF。
楽天投信はこの晩夏に、バンガードと共同で日本市場へ来襲してきました。
okanetotousinosekai.hatenablog.jp
その先駆けとしてバンガードのVTを買い付ける楽天・全世界株式インデックスと
新興国株式へ投資を可能とするETF、VWOを投入してくるのは時間の問題と誰もが
思っていましたら、予定通りに登場です。
それでは楽天・新興国株式インデックスの中身を見てみましょう。
運用のスタイルは楽天・全世界株インデックスファンド達と同じでバンガードの
激安ETFを買い付けて、目標指数FTSEエマージングマーケッツ・オールキャップへの
追従する運用を目指します
・運用開始日:2017年11月17日
・取り扱い販社
・信託報酬:脅威の0.267&(税抜き)!
楽天・新興国株式インデックスが登場するまで、新興国株式へインデックス投資が
可能な信託報酬最安値はeMAXIS Slim新興国株式で0.37%でした。
それを楽天・新興国株式インデックスは0.1%も安くしての登場です。
新興国株式の運用は実質コストが非常に掛かるため、実際の運用は
バンガードのVWO任せでいいので、この投資信託には非常に期待ができまね。
私はETFの知識がほとんどないので、自己学習も兼ねてVWOと
eMAXIS Slim新興国株インデックスとの違いを調べてみましょう
<VWO>
目標指数はFTSEエマージングマーケッツ・オールキャップで、新興国株式市場への
投資を行うことを目的としたインデックス、全21カ国約2,000銘柄から構成され
その中に小型株まで含んでいるので、新興国株式市場の時価総額約99%を
カバーしています。
目標指数であるMSCIエマージングマーケットインデックスは新興国8カ国の
時価総額85%以上をカバーしていますが、国・銘柄数共に前者の方が
分散度合いが非常に大きいことが分かります。
それぞれの指数ごとによる、組み入れ銘柄の業種比較です
こうやって見比べると、MSCIエマージングマーケットインデックスの上位には
大企業が関わりそうな業種が目立ちますね。
インデックス運用は目標指数に対して追従するのを目指す投資手法の為、
アセットクラスを増やしたい人にとって、この楽天・新興国株インデックスは
決定版と言えるでしょう。
先月発表された楽天・全世界株インデックスだと新興国株式への投資割合が
足りないと思う人にとって、この楽天・新興国株インデックスを買い付けることで
地球の隅々まで分散投資ができますね。
楽天投信さんの努力に感謝です!
さて、FOY2017に投票するか・・・