おは、こんばんにちわ。 ※おはようと、こんばんわの合成です
野村つみたて外国株投信と楽天・全世界株式インデックスの2017年12月度運用成績が
アップされたので、運用成績を比較してみたいと思います
<月次レポート>
1.野村と楽天、2つのファンドの特長
<野村つみたて外国株投信>
・目標指数:MSCI ACWI(日本除く)
⇒地域構成割合 先進国:新興国=8.8:1.2
・信託報酬:0.19%
・推定実質コスト:0.25%
野村つみたて外国株投信が利用するマザーファンドはFunds-i外国株&新興国株と
同じですので、双方ファンドの実質コスト-信託報酬を
先進国株式(0.03%):新興国株式(0.22%)の8.8:1.2で加重平均すると
(先進国株:0.03×0.88)+(新興国株:0.22×0.12)+0.19=0.25%(推定)
<楽天・全世界株式インデックス>
・目標指数:FTSEグローバル・オールキャップインデックス
※MSCI ACWIが大型・中型株がメインなのに対して小型株まで含まれている
⇒地域構成割合 先進国:新興国:日本=1:8:1
・信託報酬:0.24%
・実質コスト加味:運用開始直後の為、不明
・特徴:バンガードのETF「VT」を買い付けるだけのインデックスファンド。
ETFなどの価格は取引市場での需給変動の影響を受ける。
2.騰落率と純資産総額の推移
年末年始の世界株価の上昇に伴い、両方のファンドの騰落率も
追従して上昇しています。
純資産総額は、相変わらず野村と楽天で10億円以上の差がありますが、
先月より野村が楽天に話されています。
とは言っても野村つみたて外国株投信は積立買付けしかできず、且つ
楽天・全世界株式インデックスより販売チャネルが少ないにも関わらず、
12月も継続して2億円ずつ流入しています。
減っていますな。
EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドに持っていかれましたかね?
3.指数との乖離
理屈上の期待リターンでは野村つみたて外国株投信の方が高いので、
トータルリターンは野村つみたて外国株投信の方が高くて当然だと思います。
しかしインデックスファンドである限り、求めるのは目標指数に対して
乖離しない運用になります。
目標指数が上がろうが下がろうが、0.1%の乖離もなく追従できるのが、
優れたインデックス投資信託です。
野村つみたて外国株投信と楽天・全世界株式インデックスはそれぞれ
目標指数が異なるので、正しく運用できているかは月次レポートに記載されている
下記赤枠内を確認すると分かります
12月の月次レポート内容を反映した指数との乖離を、下記グラフで
表現してみました。
楽天・全世界株式インデックスは運用開始月と翌月にこけましたが、
12月は指数との乖離ゼロで安定運用となってきました。
野村つみたて外国株投信は日本株式を保有していないから犬猿する人が
多いですが、上記右のグラフを見てもらうと分かりますが、日本株式を
含もうが無かろうが、指数の騰落率に差異はありません。
<考察>
だったら個人的に、野村つみたて外国株投信+ひふみ投信とかで
オリジナルワールドカントリーポートフォリを作ったほうが
リターン良さそうな気がします。
実はそれが、私の採集ポートフォリオなのですが、今は日本株式が高騰していて
ひふみ投信に手をだす気になれないので、オリンピック終わるまで、
様子見状態です。
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