親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

全世界株式運用成績比較! 野村つみたて外国株投信 / 楽天・全世界株式インデックス

f:id:kishiyan_y:20180216220720j:plain

 

おはようございます。

 

毎月定点観測にて比較している野村つみたて外国株投信と楽天・全世界株式

インデックスの2018年3月度運用成績がアップされたので、運用成績を

比較してみたいと思います。

 

<月次レポート>

①野村つみたて外国株投信

②楽天・全世界株式インデックス

 

 

 

1.野村と楽天、2つのファンドの特長

<野村つみたて外国株投信>

・目標指数:MSCI ACWI(日本除く)

 ⇒地域構成割合 先進国:新興国=8.8:1.2

 

・信託報酬:0.19%

 

・推定実質コスト:0.25%

 野村つみたて外国株投信が利用するマザーファンドはFunds-i外国株&新興国株と

 同じですので、双方ファンドの実質コスト-信託報酬を

 先進国株式(0.03%):新興国株式(0.22%)の8.8:1.2で加重平均すると

 (先進国株:0.03×0.88)+(新興国株:0.22×0.12)+0.19=0.25%(推定)

     f:id:kishiyan_y:20180216221150p:plain

 

 

楽天・全世界株式インデックス>

・目標指数:FTSEグローバル・オールキャップインデックス

    ※MSCI ACWIが大型・中型株がメインなのに対して小型株まで含まれている

 ⇒地域構成割合 先進国:新興国:日本=1:8:1

 

・信託報酬:0.24%

 

・推定実質コスト:0.39%

(計算内訳)

 ・信託報酬:0.24%

 ・推定運用コスト:0.05%

  同じファンドオブETF'sであるi-mizuho米国株投信の2016年運用報告書より、

  i-mizuho米国株投信の運用コスト0.062%に対して楽観視した数字に丸めました。

 

 ・三重課税コスト:0.1%

  米国ETFを買うとVTの投資先で課税され、米国で課税され、最終的に

  日本で課税される三重課税となりますが、確定申告をすると米国での

  課税が免除されます。

 

  しかしながら楽天・全世界株式インデックスの場合は全部課税されるそうで、

  他のブロガーさんの記事を見ていても投資信託に対して0.1~0.14%ほど

  課税される計算結果が記載されていますので、とりあえず0.1%を採用

  ⇒信託報酬(0.24)+運用コスト(0.05)+三重課税コスト(0.1)
    =0.39%(予測値)となります

 

・特徴:バンガードのETF「VT」を買い付けるだけのインデックスファンド。

   ETFなどの価格は取引市場での需給変動の影響を受ける。

 

     f:id:kishiyan_y:20180216221252p:plain

 

 

2.基準価額と純資産総額の推移

 

f:id:kishiyan_y:20180417051450p:plain

 

ノムさん(野村つみたて外国株投信)はやっとこさ10億円超えとなりました。

スロースタートだった純資産の伸びも、ここ2ヶ月ほどは3億円/月ぐらいとなり、

少しずつ支持が増えている感じがします。

 

しかし同じ指数を目標とするeMAXIS Slim全世界株(日本除く)が先月登場したので、

資金流入状況含め、来月の月次レポートが楽しみです。

 

続いて楽天・全世界株式インデックスですが、純資産総額が大台の50億円超えと

なりましたが、12月~2月までの伸びと比較すると、少し緩やかになったかな?

 

3.騰落率と指数との乖離

 野村つみたて外国株投信と楽天・全世界株式インデックスが運用目標とする

指数は異なりますが、月次レポートベースで指数のリターンに差異はありません。

  f:id:kishiyan_y:20180417051939p:plain

 

実は今回の月次レポートによると楽天・全世界株式インデックスが+0.5%の

上方乖離をしたそうで、また一部ネットで騒がれています

f:id:kishiyan_y:20180417052126p:plain

 

ETFを買い付けるだけのスキームはなかなか難しそうですが、そもそも楽天・全世界

株式インデックスの指数乖離を気にしても、ただの無駄だということは、下記記事を

読んで頂ければ分かります

 

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

来月以降はeMAXIS Slim全世界株(日本除く)の定点観測を始めるので、

運用手法(現物株 or ETF買付け)と指数(MSCI ACWI日本除 or FTSEグローバル)で

比較してみたいと思います。

 

具体的には

①野村つみたて外国株投信 / eMAXIS Slim全世界株(日本除く)

 

楽天・全世界株式インデックス / EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)

                               株式ファンド

 

の、二つに分けたいと思います。

 

4.月次&累計の資金流入

f:id:kishiyan_y:20180417052930p:plain

 

ノムさんの月次資金流入量が、先月に続き3億円超えです。

 

仮に3億円全員がつみたてNISAでの買付けとした場合、想定される積立設定を

している人数は3億円÷33333円(つみたてNISA積立での毎月MAX価格)

                             =9000人・・・

 

インデックス投資家少な!! 悲・・・

 

楽天・全世界株式インデックスは資金流入の勢いが減ってきました。

特に顕著なのが、株価調整局面に入る1月まで右肩上がりで、調整局面に

入った2月・3月の買い入れが減っています。

 

おそらくFOY2017の結果を受けた一括買付けが多数占めていたのでしょうが、

せっかくの安値買い付けが可能となる2・3月で資金流入が減ってるのを見ると、

もったいないな~って感じてしまいます。

 

と同時に、相場を読む難しさを感じます。

 

 

 

↓↓ブログランキングの投票ボタンです。良ければ、ボタンをクリックしてもらえると嬉しいです☆

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村