おはようございます。
毎月定点観測にて比較している野村つみたて外国株投信と楽天・全世界株式
インデックスの2018年1月度運用成績がアップされたので、運用成績を
比較してみたいと思います。
<月次レポート>
FOY2017 1位と4位の実力はイカに!
1.野村と楽天、2つのファンドの特長
<野村つみたて外国株投信>
・目標指数:MSCI ACWI(日本除く)
⇒地域構成割合 先進国:新興国=8.8:1.2
・信託報酬:0.19%
・推定実質コスト:0.25%
野村つみたて外国株投信が利用するマザーファンドはFunds-i外国株&新興国株と
同じですので、双方ファンドの実質コスト-信託報酬を
先進国株式(0.03%):新興国株式(0.22%)の8.8:1.2で加重平均すると
(先進国株:0.03×0.88)+(新興国株:0.22×0.12)+0.19=0.25%(推定)
<楽天・全世界株式インデックス>
・目標指数:FTSEグローバル・オールキャップインデックス
※MSCI ACWIが大型・中型株がメインなのに対して小型株まで含まれている
⇒地域構成割合 先進国:新興国:日本=1:8:1
・信託報酬:0.24%
・推定実質コスト:0.39%
(計算内訳)
・信託報酬:0.24%
・推定運用コスト:0.05%
同じファンドオブETF'sであるi-mizuho米国株投信の2016年運用報告書より、
i-mizuho米国株投信の運用コスト0.077%に対して楽観視した数字に丸めました。
・三重課税コスト:0.1%
米国ETFを買うとVTの投資先で課税され、米国で課税され、最終的に
日本で課税される三重課税となりますが、確定申告をすると米国での
課税が免除されます。
しかしながら楽天・全世界株式インデックスの場合は全部課税されるそうで、
他のブロガーさんの記事を見ていても投資信託に対して0.1~0.14%ほど
課税される計算結果が記載されていますので、とりあえず0.1%を採用
⇒信託報酬(0.24)+運用コスト(0.05)+三重課税コスト(0.1)
=0.39%(予測値)となります
・特徴:バンガードのETF「VT」を買い付けるだけのインデックスファンド。
ETFなどの価格は取引市場での需給変動の影響を受ける。
2.基準価額と純資産総額の推移
さすが楽天・全世界株式インデックス。
FOY2017で1位をとった結果か、純資産総額が先月比2倍です!
それに対して野村つみたて外国株投信は相変わらず地味な存在ですが、
先月に対してゆっくり純資産総額が増えています。
けっこー純資産総額に差がついてきたので、来月以降の運用成績比較は
別々にしようかと思います。
私は野村つみたて外国株投信推しなので、少ないとは言え毎月右肩上がりで
純資産総額が増えているのを見ると、安心できます。
諦めずに毎日コツコツ投資していきます。
3.騰落率と指数との乖離
インデックスファンドである限り、求められるのは指数に対してピッタリ張り付く
パッシブ運用です。
月次レポートに記載されている「インデックス」がどのタイミングの為替レートを
使っているのかは運用会社のさじ加減が入ってるかもしれませんが、定点観測なので
レポート内の指数を「正」として比較します
楽天・全世界株式インデックスは運用開始直後に指数との乖離が指摘され、
12月は乖離0%にしたものの、今月は-0.2%の乖離です。
運用開始直後の10月・11月と同様に、FOY2017で資金流入が一気に増えての
乖離でしょうか?
それに対して野村つみたて外国株投信は今月も乖離0%とは、さすがです。
Mr送りバントの異名を与えたいぐらいの、堅実な運用ですね。
今日から野村つみたて外国株投信は、元楽天監督にならって
「愛称:ノムさん」で良いんのではないでしょうか?
なぜ地味な野村つみたて外国株投信を推しているのかと言うと、私は日本株式の
インデックスに投資をしたくないので、野村つみたて外国株投信は私の投資方針に
ピッタリな投資信託なのです。
なもんで当ブログは、野村つみたて外国株投信推しなのを御理解願います。
頑張れノムさん! 少なくとも今月はFOY2017の成果か、資金流入量が
増えている感じがしますよ!!
さて、今日も良い一日でありますように
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