※投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year運営委員会提供
こんばんわ、きしやん@野村の民です。
本日付で、野村つみたて外国株投信の純資産総額が50億円に到達しました!
これらは全て、野村つみたて外国株投信で資産形成に励む我ら野村の民による継続力の
賜物です☆
今日はいつも以上に、野村つみたて外国株投信をヨイショ♪したいと思います
1.なぜ純資産総額が重要なのか?
投資信託の人気・将来性の目安として純資産総額という項目があります。
この純資産総額とは投資家からの流入資金と、その資金を基に運用している
資産(株式や債券等)の総額のことをいいます。よって日々の相場=基準価額の
変動によって純資産総額は変動します。
そして困った事に、純資産総額が増えないと繰上償還というリスクが付きまとうのです
繰上償還とは?
投資信託が、あらかじめ決められた償還期日よりも前に償還されること。
一般的には、その投資信託の規模が減少し、当初の目的に沿った運用が
困難になった場合や基準価額が一定水準を満たした場合など、信託約款に
定められたファンドの償還条件に基づき、信託期間の途中で運用を中止し
償還される。繰上償還は、受益者と協議の上、金融庁長官の承認を必要と
するが、あらかじめ約款に償還の条件を明確に定めている場合は、受益者
の是非を問わずに繰上償還できる。
※野村證券用語解説集より引用
投資信託が償還する理由は大きく別けて2つ。
①運用帰還が満期を迎えた⇒償還
②資金流入不足・流出超過によって投資信託の運用が困難になった⇒繰上償還
①は予め交付目論見書に記載されているので確認が可能であり、つみたてNISA登録商品
では運用帰還が無期限 or 20年以上と決まりがありますので、つみたてNISA利用者には
あまり関係ありません。
しかし②に関してはつみたてNISA登録ファンドといえど、まだ始まった制度なので
安心はできません。
日本には6000本近い公募型投資信託がありますが、実は毎月10~20本近い投資
信託が繰上償還にて消えております。そしてその原因の90%が、純資産総額が
伸びずに運用が中止となっているのです。
ではここで、投信資料館に掲載されている2018年11月の繰上償還された投資信託を
見てみましょう
https://www.toushin.com/trend/others/redemption-201811/
運用期間満期で償還したファンドは1本だけで、残りの16本のファンドは純資産総額が
増えなかった結果、繰上償還されました。これら16本のファンドは全て、純資産総額が
10億円にも達しておりません。
ステートストリートの米国社債インデックス・オープンなんて、純資産総額が
0円です。ファンドマネージャーが持ち逃げでもしたのでしょうか?
私の尺度・感覚になりますが、投資信託の将来性にわたっては、純資産総額が
10億円以上:償還のリスクが低下
30億円以上:償還リスクほぼ消える
50億円以上:償還リスク消える
100億円以上:絶対的な安定確保
かな~?と勝手に線引きしてます。
よって本日付をもって、野村つみたて外国株投信が繰上償還される可能性はゼロに
なった思っています。
2.野村つみたて外国株投信と、野村の民の継続力
さてこの野村つみたて外国株投信も、決して楽な運用を歩んできた訳ではありません。
新設当時は新興国株を12%含んでも且つ、超低コストで注目を集めましたが、
ほぼ同時期に楽天VTが設定されて一気に人気を奪われてしまいました。
よって野村つみたて外国株投信は楽天VTと比較して、純資産総額の伸びが非常に
ゆっくりだったのです。
・運用開始:2017年10月2日
・10億円:2018年3月4日(153日後)
・20億円:2018年5月20日(230日後)
・30億円:2018年8月3日(305日後)
・40億円:2018年10月3日(366日後)
・50億円:2019年1月18日(473日後)
※楽天VTの同日での純資産総額は166.3億円
野村つみたて外国株投信は不安な船出であったものの、FOY2017で4位入賞した事で
世間の注目を再び集め、野村證券の営業力も相まってコツコツと純資産総額を
増やしてきました。
そして2018年は2月、9月、12月と相場下落がありましたが、我ら野村の民は「積み
立てしかできない野村つみたて外国株投信」をこよなく愛しているので、ただの
1月たりとも月次資金流入を減らすことなく支え続けました。
見てください!いかなる相場でも下落しない野村つみたて外国株投信の月次資金
流入額(水色)を!!
楽天VTやSlim全世界(除く日本)は月によって月次資金の流入に波がありますが
野村つみたて外国株投信は常に微増です。相場よって投資家心理が右往左往しない、
これぞ野村の民の継続力!!
3.純資産総額50億円到達は、ほぼ既定路線でした
純資産総額は基準価額の変動も受けるので増減しますが、実は12月末時点で
野村つみたて外国株投信への累計資金流入額は50億円に到達する見込みでした。
最近の野村つみたてへの月次資金流入量は5億円弱であり、2017年11月末時点での
累計資金流入額が45.2億円に到達していたので、12月末時点で累計資金流入額は
50億円になるのは既定路線だったのです。
2018年11月までの月次資金流入&累計資金流入の結果を反映したのが、
下記グラフです。
野村つみたて外国株投信は積み立て設定しかできない事が欠点と言われてきましたが
今となっては確実な安定流入となっています。今のまま毎月の資金流入が微増したと
して、年間60億円以上の資金流入が見込めます。
つまり1年後には、野村つみたて外国株投信も純資産総額100億円超えのファンドと
なるでしょう☆
野村つみたて外国株投信は非常に地味なファンドなので、ニッセイ外国株信者達
みたいに「チームニッセイ(byわかま屋氏)」なんて名乗れませんが、いぶし銀漂う
「野村の民」としてこれからも支えて行きたいと思います。
次の祝!野村つみたて外国株投信!は、純資産総額が100億円突破したときに
行いたいと思います★
・・・たぶん60億円の時にもするんやろな~
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