親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

やっぱり 野村つみたて外国株投信がMore BESTと思う

私は1年前まで、株はおろか投資信託の知識すらない素人でした。

 

資産形成の必要性を感じて、投資信託による積立投資に興味を持ち出した際

自分で検討したアセットアロケーション比率になる様に個別銘柄を保有するのが

なんか楽しかったのを覚えています。

 

信託報酬の安い銘柄を検討したアセットアロケーションの比率で組めば、

セゾングロバラよりも高効率な長期投資が出来ると信じていました。

 

 

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え~っと結論ですが、何だかんだ言っても1銘柄で完結できるのがベストですわ。。。

 

 

積立投資を始めてからブログをスタートしたのですが、本来は資産形成の為に

積立投資をしているはずなのに、気付けばブログのネタ(運用成績)の為に

投資信託保有してる気がしました。

 

独身で最後まで投資信託単独保有しているのなら気にしなくていいのですが、

本来は世帯(配偶者・子供)レベルで運用手法を考える必要があるので、

運用の継続性を鑑みるとポートフォリオはシンプルなのがベストです

 

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1.配偶者の金融リテラシーと理解が非常に重要

 

端的な話、自分が先に他界した際に、配偶者へ急に投資資産全てを押し付けても

今まで通りの運用が可能ですか?

 

これって非常に重要で、日本で投資をしている人口が少ないのは

 

投資ってよく分からないけど恐そうだから、全力で避けましょう

 

って先入観が日本全土に蔓延している為、急に配偶者へ投資資産を

相続させると、意味不明を理由で全額売却される可能性が非常に高い。

 

私の妻は割りと投資信託の知識がありますが、それでも下記発言をします

 

急にあんたが死んだら、投資とかしてられないから全部売却するからね

 

。。。参ったな・・・

 

 

これに関してじっくり話をすると、見えてきた傾向は

 

・あんたが考えたアセットアロケーションとか知らんし

 ⇒分かりやすい指数を目標とする

 

・そのアセットアロケーションに対して、どれにどんくらい投資するのか知らんし

 ⇒どの投資信託がどの指数なのか理解しづらいのなら、単一銘柄でカバーする

 

・リバランスとか全くもって意味不明なんやけど。セゾングロバラにしとけや

 ⇒複数アセットクラスを単一銘柄でリバランスしてくれるバランスファンドが最適

 

これって、自分自身が積立投資を始める際に、セゾン投信が魅力的に思った内容

全てだと思います。

 

それでも私がセゾングロバラを利用しない理由は下記二つ

 

①信託報酬が決して最安値領域ではない

 

②世界的に金利安な状況下で債券に投資はしたくなく、且つ、外国債券は

 為替影響を加味するとほとんどリターンがないから非効率

 

なもんで、1つの投資信託で株式only&全世界に投資できる銘柄を

探していましたところ、野村からMore BESTな投資信託の登場となります

 

okanetotousinosekai.hatenablog.jp

 

 

okanetotousinosekai.hatenablog.jp

 

 

 

 

2.MSCI オールカントリーワールドインデックス(ACWI)の投資信託比較

 

 

1つの指数で全世界を網羅できる有名所は下記二つです。

 

MSCI ACWI

 日本:先進国:新興国=1:8:1

 

MSCI ACWI(日本除く)

 先進国:新興国=8.8:1.2

 

①のMSCI ACWIの方が銘柄数が多くて魅力的に感じますが、期待リターンと

リスクにはほぼ差異がありません。

 

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株式100%で上記指数を対象とする低コストインデックスファンドは、

下記3つが該当しますので、それぞれ特徴をまとめたいと思います。

 

①三井住友・DCつみたてNISA全海外株インデックスF

・信託報酬:0.27%

・実質コスト加味:0.354%(実質コスト0.354-0.27=0.084%)

・目標指数:MSCI ACWI

・特徴:新興国株式は先物取引で運用をしている

 

楽天・全世界株式インデックスファンド

・信託報酬:0.24%

・実質コスト加味:運用開始直後の為、不明

・目標指数:FTSEグローバル・オールキャップインデックス

    ※MSCI ACWIに中小型株まで含まれている

・特徴:バンガードのETF「VT」を買い付けるだけのインデックスファンド。

   ETFなどの価格は取引市場での需給変動の影響を受ける。

 

③野村つみたて外国株投信

・信託報酬:0.19%

・推定実質コスト:0.25%

 野村つみたて外国株投信が利用するマザーファンドはFunds-i外国株&新興国株と

 同じですので、双方ファンドの実質コスト-信託報酬を

 先進国株式(0.03%):新興国株式(0.22%)の8.8:1.2で加重平均すると

 (先進国株:0.03×0.88)+(新興国株:0.22×0.12)+0.19=0.25%(推定)

 

・目標指数:MSCI ACWI(日本除く)

・特長:先進国&新興国マザーファンドは、現物株にて運用しており

    純資産総額も十分。積立での購入しかできないので、

    ファンドマネージャーは事前に投資資金が把握できているから、

    現金保有率を極限まで少なくした安定&積極運用が可能。

 

 

で、この1ヶ月間に於ける3投信のリターンは下のグラフとなります

 

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MSCI ACWIに対する騰落率は以下の通り

 

①三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスF:-0.32%

楽天・全世界株式インデックスファンド:-0.62%

③野村つみたて外国株投信:-0.18%

 

楽天全世界株式インデックスは指数がMSCI ACWIと異なるものの、

パフォーマンスが悪すぎます。

 

では三井住友全海外を除いてセゾングロバラを投入すると、下記グラフになります

 

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FTSEグローバル・オールキャップインデックスって、MSCI ACWIに対して

どの様な位置づけなんですかね?

 

たった1ヶ月での比較となりますが、株式100%の楽天・全世界株式インデックスは

債券50%を含むセゾングロバラとリターンが同じですが、期待リターンは

セゾングロバラの方が少ないです。

 

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なぜここまで楽天・全世界株式インデックスのパフォーマンスが悪いのかは

1年後の運用報告書を見るまでは、さらなる分析をするのが難しいです。

 

セゾン投信ETFではなくインデックスファンドを購入することにしたところに、

ETF買付け運用の難しさがあるのでしょうか?

 

 

<結論>

仕組みも実績も、野村つみたて外国株投信がMore BESTです。

 

これからの日本は人口減少&超高齢化社会によって衰退していくのが

決まっていますので、私の様な日本株不要論者に対して野村つみたて外国株投信は

まさにドストライクな投資信託です。

 

野村の凄い所は、日本株を欲しい人に対して超激安信託報酬の

野村つみたて日本株投信(信託報酬0.18%)を用意しています。

 

野村つみたて外国株投信は積立設定しかできないので純資産総額の増え方が

ゆっくりですが、長い目で応援していきたい投資信託です。

 

つー訳で、11月1日から始まるFOY2017は投票権全て、野村つみたて外国株投信に

清き5表を入れたいと思います。

 

okanetotousinosekai.hatenablog.jp

 

 

 

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