こんばんは、きしやんです☆
2017年秋から楽天投信投資顧問が新設した、バンガードのETFを買い付けるだけの
セゾン投信もバンガードと協力して投資信託を運用・販売しております。セゾン投信は
バンガードのインデックスファンドを買い付けるファンド・オブ・ファンズなのに
対して、楽天バンガードシリーズはバンガードのETFを買い付けるインデックス
ファンドです。
両社の大きな違いは、端的には信託報酬の差です。信託報酬の観点ではセゾン投信の
バンガードバランスファンドより、楽天バンガードシリーズの方が圧倒的に低コスト
です。同じ全世界株式の投資信託なら、コストが安いに越した事はない!という理由で
楽天バンガードシリーズは大変人気を集めています。
特に楽天VTと楽天VTIの登場はバンガードの人気ETFを円建てにて、手間なく
買えるようになり大変人気となりました。
しかし私は楽天バンガードが登場した時から、常に懐疑的な眼差しで見ていました。
特に楽天VTですね。あのセゾン投信がETFを買うだけのスキームを選択しない理由が
どこかにあるのではないか?と思い、常に運用対象指数との乖離をウォッチングし
続けてきました。
当ブログの読者様ならご存知の通り、楽天VTは自らが交付目論見書で掲げるFTSE・
グローバル・オールキャップ・インデックスに対して、全くもってパッシブ運用が
できていません。
そしてつい最近、『楽天バンガードHEADS』なるサービス?サイト?が立ち上げられ
ましたが、楽天VTの運用が不安定なのは下記記事で解説した通りであります
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
さて上記の添付記事ですが、最後に記載したとおり何故楽天VTが指数に対して
パッシブ運用ができないのか?を質問し、先週末に回答をいただきました。
それに対してアンサー記事を作成しようと思ったのですが、今思えば楽天VTや
楽天VTIが運用対象としている指数は、配当込みなのか含まないのかを把握して
ませんでした。なもんで今日、楽天投信投資顧問に電話確認したのです。
楽天VT:FTSE・グローバル・オールキャップインデックス(円換算ベース)
楽天VTI:CSRP・USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
は、『配当込み』にて運用していると回答をいただきました。
楽天バンガードシリーズは『ETF』を買い付ける投資信託であり、ETFからの配当金は
基本的に再投資されています。なもんで、楽天バンガードシリーズの運用対象指数が
『配当込み』じゃないと、常に指数に対して上方乖離するはずです。
詳しくは下記記事を参照ください
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
楽天投信投資顧問からの正式回答をもって、 楽天バンガードHEADSの回答がどこまで
信憑性があるのかを、次の記事にて検証してみたいと思います。
・・・。
最近本業が忙しいので、もしかしたら2週間ぐらい先になるかもしれません(^^;
のんびり待っててください(笑)
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