こんにちわ
痛み止めで処方された薬の副作用(眠気)が強烈で、ウトウトしてたら目が覚める
情報がネットで飛び交ってました
EDINETによると楽天投信がバンガードのVT(全世界バランス株式ETF)と、
日本を含む世界の投資適格債券を主要投資対象とするバンガード・グローバルボンド・
インデックスファンド(債券ETF)をそれぞれ
で組み合わせて、合計3つのバランスファンドを7月20日から新設するとのことです。
明らかにセゾン投信のバランスファンドと、三井TAMが運用する世界経済インデックス
ファンド(株式重視型、債権重視型)へのカウンターでしょう
運用方式はETFとインデックスファンドを扱うファンドオブファンズ形式であり、
このファンドどれか1つで、世界中の株式と債券への分散投資が可能となります。
※添付画像は、均等型の資料です
特徴的なのはアイルランド籍であるバンガード・グローバルボンド・インデックス
ファンド(債券)であり、確かアイルランドって優秀なファンドに対して
自国(アイルランド)での税金が免除されるので、投資家が多重課税を免れるように
なってます。
VTの場合、海外株式を運用しているので
①他国で課税
②アメリカで課税
③最後に日本で課税
の三重課税ですが、
バンガード・グローバルボンド・インデックスファンドの場合、②に該当する
税金がないので、税制面で有利です。
もう1点、バンガード・グローバルボンド・インデックスファンドは為替ヘッジを
かけているので、為替影響による債券利回りがチャラになる代わりに、ヘッジコストが
発生するので、相場状況によってはヘッジコストが嵩む可能性があります。
話は戻って、驚きなのはこのバランスファンドの信託報酬あり、セゾンのバランス
ファンドや世界経済インデックスファンドの半分以下です。
株式重視型:0.235%
均等型:0.245%
債券重視型:0.255%
セゾン投信、苦しいですね。
セゾン投信はバンガードのインデックスファンドを扱っているので、信託報酬観点では
絶対的にETFより高くなってしまいます。
機能・性能が同じなら、維持費は安いに限りますので、楽天投信のバランスファンドの
登場で、セゾン投信と世界経済インデックスファンドは、一気に商品魅力を
失ってしまいました。
しかし、セゾンと世界経済インデックスファンドには、我々投信ブロガーを除く
大多数の一般の人への知名度と信頼感があります。
今回発表された楽天バランスファンドがセゾン投信達の牙城を崩すのか、
今年もインデックス投資業界から目が離せませんね~
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