こんばんわ
第1回運用報告書で大コケした楽天VTが急遽、第二次運用報告書をアップしました。
楽天VTが10月31日のタイミングで第二次運用報告書を出してきたのは、明日から
FOY2018の投票が始まるので、起死回生の一発だと断定できます。
※私は野村つみたて外国株投信推しなので、この記事は野村つみたて外国株投信
バイアスが入った内容であることは、御了承願いますm(_ _)m
泣きの第二回目運用報告書をアップするだけあって、隠れコストは1/3程まで
圧縮してきました。さすが楽天VTです。
しかし実質コストで比較してもあまり意味ないことは、本日アップした下記記事にて
記載してます。よければ御覧下さい
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
だ~いぶまえに「楽天VTを買う価値がない」って命名した記事をアップした際、
私の記事に対して当人のブログやTwitterで下記指摘をされたのです。
「指数が異なる投資信託を比較するとか、検証の仕方が間違ってる」
「単に日本株式は不要って言いたいだけでしょ?」
しかしこの指摘をされる人・ブロガーさんは、実質コストで比較することに意味が
ないことを御存知で且つ、騰落率で比較しないと意味がないとも言っています。
私の投資スタイルは、VTってブランドと「日本含む」に拘ってまで、みすみす
リターンを見逃す事に意味があるのだろうか?ってとこです。
そして楽天VTが構造的にリターンが指数に追従できないことは知っております
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
さて今回も、対象指数&投資信託対象国が微妙に異なる投資信託、野村つみたて
外国株投信との騰落率を比較したいと思います(笑)
検証する対象期間は、楽天VTが第二次運用報告書の対象期間とした2018年7月~10月末
2018年7月初日を0%とし、楽天VT騰落率から野村つみたて外国株投信の騰落率を
引いたチャートが下記になります
上記グラフは、上に行けば楽天VTのリターンが優れていることを意味しますが、
悲しいぐらいの綺麗な右肩下がりです。
第一次運用報告書の実質コストが大コケだったのは、運用開始直後の不安定な
タイミングまで含むためであって、ただの区間起因でしかありません。
しかし楽天VTと野村つみたて外国株投信の実質コスト差から、野村つみたて外国株
投信は年間約0.06%有利なのですが、楽天VTわずか1ヶ月で1年分負けてしまって
います。
毎月全世界株式の運用成績をウォッチングしてる私からすると、楽天VTは改善の
兆しがあまり見えません。
そしてその差はジリジリ広がり、楽天VTは野村つみたて外国株投信に対して
10月末時点(4ヶ月)で-1.0%もリターンが負けていて、年換算すると楽天VTは
野村つみたて外国株投信に対して-3.0%の可能性を秘めています。
3.0%って世界経済の成長率ぐらいですから、楽天VTはそれ丸々分損している状態
なので、再び厳しめのタイトル名とさせていただきました。
なんせ10年間スケールでみると、-30%になり兼ねないですからね~
ちなみに野村つみたて外国株投信より信託報酬が安いeMAXIS Slim全世界株(除く
日本)の騰落率差は野村つみたて外国株投信と同等なので、楽天VTはeMAXIS Slim
全世界株(除く日本)に負けるのも事実です。
「インデックス投資」と言うと世界時価総額比率の組み合わせ=日本含むが理想と
されており、世界時価総額比率より離れたポートフォリオを組んだ分だけリスクを
負うと言われています。
しかしグローバル経済となった今、指数自体にリターン差が出てないのなら、
私は日本株式とVTのブランドに拘ってまで、楽天VTを使う魅力を感じません。
上記グラフは楽天VTと野村つみたて外国株投信が運用対象とする指数の騰落率ですが
全く差異はありません。
どの投資信託を使うかは全て投資家の自己責任ですので、今回の記事が皆様の
投資判断に役立てば幸いです。
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