2018年からいよいよ積立NISAが始まります。準備進んでますか??
積立NISAは年間投資枠が40万円と決して高額ではないものの、20年間積立れば
合計800万円にもなりますので、合計投資金額は通常NISAの600万円を上回ります。
それでいて非課税期間が20年もあるので、国際分散インデックス投資を実践すれば
ほぼ間違いなく利益が出る素晴らしい制度です。
んがしかし、いつも購読している神経内科医ちゅりおさんの記事にて初めて
知った事があります・・・
結論から言うと、積立NISAは
・運用利益に対する非課税期間は20年
・非課税対象となる投資可能期間は20年以下。
・・・・意味、通じてますか?
え~っとですね。。。
積立NISAの投資可能期間は2037年迄となっておりますので、もっと結論から
言いますと、積立NISAの口座にて2018年1月から積立開始していないと、
合計投資枠800万円に到達しないのです。
私は国語力がちょっとアレですので、
積立NISA~? そのうち始めれて20年間投資すればいいっしょ~?
って認識でいました。
しかし、仮に2020年から積立NISAを開始しても、投資可能な期間は
2037年迄の18年間しかない為、合計投資可能金額は720万円になってしまいます。
ちゅりおさんの記事をきっかけに金融庁のHPを除いて見ましたが確かに
投資可能期間は2037年と記載されてます
私はそっこーで夫婦二人分の積立NISAの口座開設を申し込んだから、なんとか
2倍界王拳積立NISAにて戦闘力1600万円の準備が出来たから良かったですが、
のんびり準備していたら危なかったです。
okanetotousinosekai.hatenablog.jp
上記全ての内容はあくまでも現行の法律によるものですが、法律である限り
変更されなければ現行のままとなります。
現行NISA、ジュニアNISA、積立NISAとNISA制度が乱立し過ぎてるせいで
理解が追いつかないですね。
そうそう。
NISAは非課税期間内で利益確定しないと意味がないってのをプロの人含めて
たまに言う人がいますが、それは完全な勘違いです。
過去記事を下記に引用しますが、そもそもNISA口座は取得金額(買付け金額)って
概念がありませんので、どれだけ含み益をかかえても、課税口座に移った際は
含み益込みでゼロスタートとなりますので、実質的に利益確定したのと
同じになります。
※引用元記事
okanetotousinosekai.hatenablog.jp
-------------------------------------------以下、上記記事の一部引用------------------------------
3.NISAのデメリット
逆に2037年終了時点で損が発生して30万円の評価額になっていると、特定口座には
30万円からスタートすることになりますが、このマイナス状態で特定口座に
移行されると理不尽な課税が発生することになます。
ここは、ゆっくり理解したいと思います。
なるべく分かりやすく表現する努力をしますので、何度か読み返してでも、
理解を深めてほしいです。
私が積立NISAで払った元本は40万円で、20年後の2037年終了時点では
10万円の損をしていますが、この状態で特定口座に移行して評価額が
40万円まで戻ると10万円の利益に対して20.315%の税金が発生します。
しかし、私の元本は40万円なので、損が元に戻って±0円なんですから
特定口座で運用していた場合はなんら税金は発生しませんが、NISA口座から
特定口座に移行した際は30万円からスタートしたことになるので、システム上は
10万円の利益が出たことになります。
今の説明をイメージ化したのが、↓↓です
は!?って思うかもしれませんが、これはNISAの制度上どうしても避けられません。
現行NISAは非課税期間が5年しかないので、5年で利益出せれるか怪しいから
私を含め現行NISAを利用しない人は非常に多いと思います。
4.NISAで利益確定しないと損をする勘違い
逆に、利益が出ていた場合はそれこそNISAの恩恵を最大限に受けれます。
利益出ていないとNISAを使うメリット皆無ですが、ここのメリットを勘違い
されてる人がけっこーいる感じがしますね。
<勘違い内容>
NISAは非課税期間内に利益確定しないと、NISAの恩恵を受けれない
この認識、実は半分間違ってます。
NISA期間が終了した場合、その時の評価額で特定口座をスタートすることは
NISAのデメリットで説明しましたが、NISA期間終了時に利益がある場合は
マイナス評価の時と真逆のことが起きます。
40万円の投資元本に対して、2018年積立NISA枠の20年が終わった2037年時点で
評価額が50万円(+10万円)だったとすると、特定口座には元本が50万円として
スタートしますので、そこから評価額が60万円にアップした場合、課税対象となるのは
60万円-50万円=10万円に対してです。
上記表を見てもらうとイメージしやすいと思いますが、非課税期間中に無理に
利益確定(売却)しなくても、課税される特定口座に移行された時点で、
実質的に非課税の恩恵を受けております。
つまり、長期投資の真骨頂であるバイ・アンド・ホールド(買った物を保持し続ける)
スタイルは積立NISAでもしっかり活きてきますので、そこをしっかり
理解しておかないと、金融機関がNISA期間内に利益確定しないと意味がないので、
毎月分配型の投資信託をお勧めしますって地雷商品を買わされかねません。
ここを理解せず仮に凄まじい利益が出ていた場合に利益確定していると
その利益も「所得収入」となってしまうので、それに対して所得税&住民税が
プラスされてしまい、実質的なマイナスになる可能性があります。
------------------------------------------引用終了--------------------------------------
いろいろと数字が乱立して理解し辛いとこもあるかもしれませんが、
プロが言ってるから全て正しいって納得するのではなく、私を含め
制度をしっかり理解したうえで、有効に使いたいですね。
↓↓ブログランキングの投票ボタンです。良ければ、ボタンをクリックしてもらえると嬉しいです☆
にほんブログ村