こんばんは、きしやんです。
独り言の記事です。興味ある人だけ進んでください。
昨日の記事で出てきた信用貨幣の話ですが、この信用貨幣の話をベースに経済的な枠組みを構築したのが、MMT(現代貨幣理論)です。
私がMMTを理解するにあたって、1番しっくり来たのがマクロ会計の以下の式。
国内政府部門の収支+国内民間部門の収支+海外部門の収支=0
これはもはや、議論の余地がありません。
レイ・ダリオの30分で判る経済の仕組みって動画でも再三でてきた『誰かの消費が、誰かの収入』『誰かの資産は、誰かの負債』ってやつです。
さて、このマクロ会計の式から真っ先にピンとくるのは、『世界の富ってなんで増えるの?』です。
いや、企業が金借りて新たな商品・製品作るから!ってのが定説な意見ですが、生産したものを誰かが買わないといけません。サービスの提供も同じです。つまり、生産した分だけ、誰かの資産が減ります。
企業が投資のために借りてきた金も、返済しないといけません。
そして日本が輸出して儲かった分は、海外の誰かの資産が減ります。
だから上記マクロ会計式の全てを足すと、「0」になるんです。
じゃぁなんで世界の富って増えるんだろね?
世界中の資産と負債を足したら0になるのに。
はい。
各国政府が国債を発行して、通貨の供給量を増やしているからです。じゃないと、世界全体で資産が増えることはありません。
国内政府部門の収支+国内民間部門の収支+海外部門の収支=0
このマクロ会計の式を知って、もう1歩踏み込んで理解すると、世界を見ている自分のレンズが変わります。
まぁ、どれだけ言っても理解できず、変わろうとしない人もいますが。
以上です。
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