こんばんは、きしやんです。
新しく「独り言」ってカテゴリーを作りました。
私が普段、Twitterでツイートしている事に近しい内容。すなわち、誰かに説明する気もなければ、共感を得たい訳でもない。単なる思考垂れ流しカテゴリーになります。
よって、単語の説明などはしません。
興味ある方は、このまま進んでください。
先日Twitterで、貨幣観に関する言い合いが発生してました。まぁ、いつもの光景ですが。
Aさん:政府支出は国債発行による信用創造で行われており、我々の税金は使われていない
Bさん:私たちの税金が分配される形で、支出されている
何のこっちゃ分からない人「も」いるでしょうが、残念ながらAが正解です。
これはいつも「財源ガー」と言っている財務省の予算執行プロセスを見ても明らか。過去の私のツイートを添付します
「税は財源ではない」ってフレーズ、見たことあるかと。我々の税金は政府支出には使われいないって事を意味します。
— きしやん@コツコツ熊本 (@oyagakoniosieyo) 2022年9月25日
嘘だ!って思う人もいるでしょうが、添付画像は財務省会計システム(ADAMSⅡ)の図解。
御覧の通り、予算執行フローに我々の税金は登場しません。日銀が貨幣発行して支払ってます。 pic.twitter.com/4gNMlyIemo
政府の予算執行は、日銀がパソコンをポチポチ動かして、相互の口座(貸借表)に負債と資産を計上して、はい終わりです。
※ちょこっとだけ説明すると、1971年に世の中の通貨体制は金本位制が終わって、信用貨幣になりました
政府はどこかから貨幣集めてから支出する必要はなく、何もないところから支出できる。これを信用創造といいます。
これと「同類」のことができるのが、銀行です。
みなさんが住宅を購入する際にローン組んだり、企業が銀行から金借りたりしますよね。
もしかして銀行から借りるお金って、銀行が保有している資産。預金者から預かってるお金を使ってると思ってるんかな?
残念ながら違います。
銀行は自分の貸借対照表に負債を記入し、貸す相手側の口座に資産(お金)を記入します。これで終わり。これも日銀がやっていることと同じで、信用創造と言います。
無から有を生み出すのです。これが貨幣創造の実態。
全てはパソコンの中で電子データのやり取りをしているだけになります。
そして世界中に存在する銀行の負債(預かり預金)より、世の中に流通している貨幣の枚数は『圧倒的に』少ない。これを理解してない人が圧倒的に多いです。
じゃぁ銀行も日銀みたいに無限の信用創造能力を有しているのか?と言われると、そうじゃありません。銀行の場合、実際は貸し手の返済能力に制約を受けるので、いくらでも信用創造ができるわけではない。
しかし日銀の場合は貨幣自体を発行できるので、相手側の返済能力に関係なく、いくらでも信用創造ができる。
だから日本政府が破綻するなんかあり得ないし、日銀が債務超過に至ったところで、何も問題なし。
この辺の話って、賢い人。社会的な地位の高い人に限って、理解できません。
もうちょっと突っ込んだ言い方をすると、理解しようとしない。
友人のききょうさんから教えてもらった画像
俺が尊敬する人の言葉を借りると、いろんな意味で自頭が悪いってことです。
信用貨幣を受け入れられない人って、どれだけ時代を逆行してるんだと思うこの頃です。だって、銀行の信用創造に伴う業務システムとか、何百年前から出来上がってるよ?
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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