こんばんは、きしやんです。
我が家の子供たちのお小遣いシステムは、日本人の三大義務『教育・労働・納税』のうち、子供自身に課せられる教育を達成した場合の成果としています。
具体的には学校から課せられる宿題と、私がチョイスした本の指定範囲を読むことで、スタンプ1つ。そのスタンプが7個溜まったら100円というシステムです。
ある意味、労働に対する対価ですな。取引と同じです。
詳しい経緯は過去の記事を参照ください。
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
このシステムを始めて1年半が経ち、ついに娘からこの言葉が出てきました。
『お父さん。お小遣いを増やしてほしい!』
です。
私は娘からこの言葉が出てくるのを、ずっと待ってました。
物・モノの値段が高いか安いかには、基本的に絶対的な基準はありません。
あくまでも何かを基準として、相対的に数字が高いか安いかの世界になりますからね。
娘は自分で手にしたお小遣いで欲しい物を買う習慣を身に着けてきたのですが、俺から見て、欲しいものに対してお小遣いが足りないという感じはしませんでした。
しかしこの度、お小遣いアップを要請してきたのです。
その理由は・・・
お友達はもっと貰っている!
です。
そらそうやろね。
毎日頑張って課題をこなしても、貰えるのは月に400円。
俺の幼少期と比較したら大きな金額だと記憶してますが、当時と今では物価も違います。
俺は一応 世間のお小遣い相場的な情報は収集しているので、小学2年生の娘にとって月に400円というお小遣いは少なめだと認識してました。
そして、課題として読ませている本の難易度は徐々にアップさせてきました。
しかし、俺の方からお小遣いアップの提案は『あえて』してこなかったのです。
理由は以下の2つ
①相対的な自分の位置づけを理解してほしい
②賃上げ(お小遣いアップ)の交渉を自らしてほしい
です。
この度 娘は、俺が成し遂げてほしかった2つのことを実現してくれたのです。嬉しいですね。子供の成長を感じます。
娘は何か申し訳なさそうに相談してきましたが、妻と話し合って、娘の提案を快諾しました。娘は大喜びです。
日本人は欧米と違って賃上げの交渉をやらない文化がありますが、己の実績が伴っているのなら、賃上げ交渉は必要だと思うのです。※実現するかは別として
なもんで娘には、そういうプロセスを学んでほしかった。
俺の意図をどこまで理解してるかは知らんですが、このような成功体験を、今後の人生で活かしてほしいですね。
以上です。
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