こんばんは、きしやんです。
投資の神様ウォーレン・バフェットは、以下の発言をしております。
みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ
ロシアとウクライナ問題は解決の気配すら見えず、制裁措置による世界的な経済の混乱を見越してか、石油や小麦などのコモディティは暴騰しております。
不景気下によるインフレ。すなわちスタグフレーションの足音も聞こえてきたので、株価は連日軟調ですね。
今は世界的な有事に近いと思われますが、相場的に紛争は買いなのでしょうか?
ニッセイ基礎研究所によると過去の多くの紛争で相場下落は一時的で、大きく下げた局面で買えば利益につながりやすかったとのことです。
添付した記事によると、1970年以降に起きた16回の主な紛争や戦争で、米国株の発生後短期的な下値までの下落率は約5%。1年後には下値から17%上昇していたとのこと。
しなしながらこの16回のうち2回は、1年経っても株価の上昇がありませんでした。
それは1973年の第4次中東戦争と、2001年米国同時多発テロ。いずれも紛争後に景気後退と重なったからです。
記事内では長期下落に関して意見が分かれていますね。しかしながら記事公開の3/5から数日で、西欧諸国の経済制裁に伴う懸念からコモディティ関連が暴騰しております。
添付記事が公開されたのは3/5でして、そこから数日での流れでは、スタグフレーションの気配が漂ってきました。
さて、株式投資というのは紛争や経済危機を何度も乗り越えて十分なリターン(年率10%ちょい)を確保してきましたが、スタグフレーション環境下に於いてはその限りではありません。
石油ショックが起こった1971年~1981年の株式リターンは年率5%相当に対して、ゴールドが年率20%超えとなっています。
ではゴールドを組み入れるのを推奨するのか?と言われると、そうではありません。ゴールドは信託報酬の高さはさることながら、経済的な成長を生みませんしね。ゴールドはかなり好みがでるアセットだと思ってます。
記事内でも言及されていますが、株式中心の長期積み立て投資で高確率で利益を出すには20年程度の時間が欲しいということです。逆にそれ以下の投資期間しかとれない場合は、債券やゴールドをポートフォリオに組み入れることが重要になります。
今回は添付記事を紹介しただけのブログとなってしまいましたが、それぐらい大切なことが書かれておりますので、一読くださいな。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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