親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

他人と比較しない生き方はできるのか? ~予想通りに不合理より~

脳, マインド, 心理学, 考え, お絵かき, 分割の性格, 混沌, 疑問に思う

 

 

こんばんは、きしやんです。

Twitterで、ふと気になるフレーズを目にしたので、記事にしたいと思います。

SNSで簡単にお金持ちの生活を覗けるようになったので、自分と比べてしまい幸福度が下がってしまうお話...。どうやったら比べないで済むんだろうね。

 

他人の生活スタイルが一目瞭然な昨今、このような悩みをお持ちの人は多いでしょう。

人によってはスルーしろとか、比較するなとかいうけど、難しいですよね。

なぜなら我々の脳みそは、何かと比較するように進化してきたからです。

 

なもんで結論からいうと、他人と比べないということは、生物的に不可能だということです。

 

下の絵を見てください。

ピンク色の丸は、どちらが大きいでしょうか?

 

f:id:kishiyan_y:20220207100636p:plain

 

 

99.9%の人は、左側のピンク色の丸の方が、右側より大きいと感じたはずです。

 

残念ながら、それは不正解。

ピンク色の丸は、同じ大きさで作成しました。重ねてみると、以下の通り

 

   f:id:kishiyan_y:20220207101121p:plain

 

 

我々の目は周囲を大きいもので囲んでいると中心が小さく見えて、逆に小さいもので囲んでいると、大きく見える習性があります。これが目の錯覚テストだけなら、雑学で済みます。

しかし問題なのは、我々の脳は身のまわりのものを常に他のものとの関係でとらえていること。そうせずにはいられないのです。

そしてこの比較する習性は物理的(車・犬・レストランの料理・配偶者)なものに限らず、教育の選択や休暇など、目に見えないものにも該当します。

 

モーセ十戒で、 隣人の家、畑、男女の奴隷、牛、ろばなど、隣人のものを一切欲しがってはならないとありますが、私たちが生まれつき比較するようにできていることを考えると、十戒のなかでもこの戒めに従うのがいちばんむずかしいかもしれません。

 

ではモーセ十戒の戒めに従うには、どうすればいいのでしょうか?

 

ダン・アリエリーの著書、予想通りに不合理を読む限り、以下の2点が考えられます。

①小さい輪が集まっているほうに移動する

②持ってるものを減らして、比較対象となるものを減らす

 

個人的に①は問題解決とならない気もしますが、我々の脳みそが比較するように出来てることを鑑みると、その判断もありでしょう。

私個人としては、基本的に②の路線にいますかね。

購入する物・体験(サービス)も、自分にとって必要なのかな?と問いながら、お金と時間を投入してます。

趣味の読書なんかは、他人と比較することがそもそも難しいジャンルですし、本から得られる知識は万人に平等です。よほどの専門書でもなければ、誰もが購入できますしね。

 

そう思うと他人と比較しちゃう人は、自然と比較してしまう人生を選んでいるのでしょう。交流する人、保有する物(家・車・服飾)、考え方、体験などなど。

 

冒頭で申したように、我々の脳は何かと相対比較するように進化してきました。よって、この性質を排除することはできません。

しかし自分の歩いている道が『比較』という要素で構成されてる事に気づくことが、他人と比較しない生き方に繋がる近道なのかな?と、私は思います。

 

比較しない生き方って難しい。

そして、足るを知るってのも難しいですね。

 

だからこそ、株式投資って利益が出るんですが。

 

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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