こんばんは、きしやんです
娘がこの春から小学性になりました。
我が家はもともとお金の話はオープンにやるし、娘と株や投資信託の話もします。
しかし、娘からすると現実感のないことばかり。やっぱり、自分で頭使ってお金使わないとね。そして年長さんから通わせたそろばん教室の成果もあってか、簡単な数字の計算はできるようになりました。
つーわけで、舞台は整ったので始めました。お小遣いシステム。
他人のお小遣い事情が参考になるかは分かりませんが、我が家のお小遣いシステムを紹介します
1.大事にしたかった心
一般的にお小遣いって、毎月定額で与える世帯が多いと思います。
しかし我が家はこの「毎月」「定額で与える」ことはしたくなかったんですよね。
大事にしたかったのは、以下の観点
・頑張ったことへのリターンであるということ
・継続すれば力になるということ
この二つです。
娘には常日頃から、権利と義務の重要性を教えています。
レイ・ダリオの30分で判る経済の仕組みをよく見せているのもあってか、娘は得たいものがあるなら支払う=取引の概念を理解してます。
我々が労働の対価としてお金を得ているように、子供にも労働に関した対価として、お小遣いを与える仕組みにしたかったのです。
2.子供にとって労働に該当するのは何だろう?
過去に読んだ「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」って本には、家の手伝いをした対価とする的なことが書かれてました。
これも確かだと思うんですが、仕組み化するのが少し複雑。妻の手間も増えるし。
そこで思ったのが、国民の三大義務である「教育」「勤労」「納税」の観点を利用しようと。
子供にとっての義務は、教育=勉学です。
なもんで娘には、『毎日、学校からの宿題+親からの課題』を実施する度に、スタンプを1ずつ押していくことにしました。7個溜まれば、お小遣いというシステムです。
金額としてはスタートなので、100円から。娘は毎日国民の義務をこなすことで、週末の土曜日に100円ゲットですわ。
3.親からの課題とは?
私が図書館から借りてきた絵本を、音読する。これだけです。
最初は一文字ずつゆっくり時間かけて読んでたのが、1週間もすれば坊(1歳)に読み聞かせできるレベルに上達します。
そしてもう1週間もすれば、絵本の内容を記憶し、物語を理解してきます。
で、借りた本の返却期限が来たタイミングで、俺が本の内容をいろいろ質問するのです。
例えば
・お話の最後にみんなでパーティーしてたけど、何人集まってたっけ?
・そもそも、なんでパーティーしてたんだろう?
・なんでこの子は、パーティーに来なかったんだろうね?
など、答えがあったり無かったりする質問を、娘に投げかけるのです。
狙いは、考える習慣を身に付けてもらうことですね。このやり方がいいか分からんですが、家庭学習の一環として、試してます。
そして、スラスラ読めるようになってきたタイミングで、『毎日読んでると、すごい上手に読めるようになるね!』と、褒めるのです。すると娘も、凄い喜んでくれます。
毎日の継続が力になる瞬間ですわ。
4.お小遣いの使い道
好きなように使っていいことにしました。学校などで必要な備品があれば、それはお家のお金から出すと。
そしてお小遣いの使い道の計画とか、お小遣い帳つけろとか、そんなめんどくさい約束はしませんでした。
しかし、欲しいものが買えない場合は、どうすればいいのかは伝えてます。
ここでも考える習慣として、俺から娘に『買いたいものがあるけど、お金が足りない。じゃぁ、どうする?』と。
娘からは「持ってるお金で買える金額のにする!」との回答が。
それも正解。
そして俺からは「毎日の課題をやって、1週間頑張れば100円。もう1週間頑張れば100円。それでお小遣いが貯まったら、買えばええやん?」と。
そうすると娘は『じゃぁ1000円とかにもなるね!』と、大喜び。
お小遣いシステムを検討した時は、与えたお小遣いの25%は貯蓄するように~とか思ったんですよね。でも、止めました。
理由は、初めてお小遣いをもらった娘からすると、好きなの買いたいやん?
いつも買い物行った際に「このお菓子買って~~」と、親の顔色伺わないといけなかったから、自分が毎日の努力で得たお金ぐらい、好きに使ってほしいなと。
「いつか」の為に貯蓄する習慣は、もうちょっと後から教えようかな?って計画です。
なんせ、まだ6歳。まずは、システムの習慣化ですね。親も、子供も。
このブログタイトルでもある、親が子供に教えるお金と資産形成の世界も、第二ステージに入ったのです。娘と一緒に、買い物に行く楽しみが増えました。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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