親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

Fund of the Year 2018のランキングを予想してみる

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おはようございます。

 

FOY(Fund of the year)とは、投資信託に関するブログを運営しているブロガーに

「どの投資信託が優れていると思うか?」の投票権を与えられたイベントです。

 

投信ブロガーには5票の投票権が与えられ、1つのファンドに5票入れてもいいし、

5つのファンドに1票ずるいれても構いません。

 

金融機関がお勧めする利益相反な人気ランキングではなく、実際に投資信託

投資をしているブロガーが勧めるランキングなので、非常に参考になります。

 

そして昨今はFOYで1位を獲得したインデックスファンドが、翌年のインデックス

ファンド売り上げランキング1位に君臨したりするので、各金融機関の代表者も

役員クラスがこのイベントに参加したりしています。

 

さて誰にも頼まれていませんが、昨年に引き続きFOY2018の上位10ファンドを

予想してみたいと思います☆

 

※昨年のFOY2017予想記事です。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

1.過去のランキングより分析

 私は野村つみたて外国株投信推しなので、FOY2018の1位は野村つみたて外国株投信と

言いたいとことですが、そうはいきません。

 

FOYのランキング予想は株式と同じで、他の投信ブロガーが魅力的と感じるファンド

を予想する必要があります。いわゆる美人コンテストのランキング予想と同じです。

 

予想にあたっては、過去のFOYランキング結果が非常に参考になります

 

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私が思うに、過去5年間のランキング結果から投信ブロガーは、下記6つの傾向が

推察されます

 

世界時価総額比率>先進国株>信託報酬>特定市場(米国>新興国)>8資産>ひふみ

 

1.世界時価総額比率の株式クラスが大好き

2013~2016年までに必ずVTがTOP3に入っており、2017年はそのVTを円建てにて

お手軽に投資できる楽天VTが、FOY三連覇のニッセイ外国株を抑えて1位に

なりました。

 

VT系列以外にも、2015年には三井住友DC全世界株が2位、世界経済IFは2014~2016で

TOP10入り。2017年には野村つみたて外国株投信(除く日本ですが)が4位と

なっています。

 

投信ブロガーはインデックス投資スタイルが多いので、株式の世界時価総額比率を

推す人が多いことが考えられます

 

2.同じ投資クラスなら、実質コストより信託報酬を優先する

ニッセイ外国株の純資産総額は、インデックスファンド界隈では脅威の1000億円級と

なる人気ファンドです。

 

しかしニッセイ外国株は、度重なる指数に対する乖離が発生していた為、実質コスト

ベースでは後発のたわら先進国株に負けていました。

 

そしてFOY2016では、たわら先進国がニッセイ外国株の三連覇を阻止すると思われて

いましたが、結果はニッセイ外国株の三連覇となりました。

 

これがいわゆる「チームニッセイ」の団結力なのかは知りませんが、投信ブロガーは

実質コストよりも信託報酬を優先する傾向にあります。

 

 

3.8資産均等型をみくびってはいけない

世界時価総額比率で株式に分散投資をしていても、昨今のグローバル化した経済では

国毎の株式市場に逆相関の傾向はほとんどなくなってきているので、分散投資の効果が

薄れています。

 

そして毎年・毎年、金融機関のプロが予想する結果は当たりもしません。

 

それなら全部買っておけば余計な不安ないでしょ?的な感じで、8資産均等型は

非常に人気の高いカテゴリーになります。

 

なんせ8資産均等型は運用会社・商品が微妙に違えど、2014~2017まで必ず5位前後に

ランク入りしてます。

 

8資産均等型は人気があるのです☆

 

 

4.何だかんだ言って、先進国株インデックスファンド大好き

インデックス投資の主力となるアセットクラスは、先進国株式です。

 

なんせ先進国は世界時価総額比率の8割を占めていますので、ほとんどの

投信ブロガーは先進国株インデックスファンドを利用しています。

 

FOY2017の結果と見ても、先進国株インデックスファンドは「ニッセイ」「たわら」が

TOP10入りし、信託報酬の異次元値下げ前の「eMAXIS Slim」も13位に入っています

 

よって、先進国株&信託報酬最安値の組み合わせは、FOYにて最強クラスの得票率を

誇るのです

 

5.単一市場への低コストインデックスファンドは大事

2017年はインデックスファンド革命Yearと言われるほど、低コストで魅力的な

インデックスファンドが多数登場しました。

 

特に注目を集めたのが、世界経済のリーダー市場であるアメリカへ低コストで

分散投資が可能なiFree S&P500と楽天VTIの登場です。

 

FOY2017では楽天VTIが3位、iFree S&P500が10位入りです。

 

そして忘れてはならないのが、新興国株インデックスファンドのコスト常識をブ

ッ壊したeMAXIS Slim新興国株の存在です。

 

2017年年末にさらに信託報酬の値下げに踏み切ったので、FOY2018でも注目されそう

です。

 

6.ひふみ信者の多さ

ひふみ投信は、日本の独立系投信で唯一、運用資産額が1兆円に迫る人気ファンド

です。

 

2017年のカンブリア宮殿でにわか投資家が大量に流入してきて今後のひふみ投信

運用が不安視される反面、昔から支えてきた投資家達が多いのも事実です。

 

日本の投信業界に真摯に向き合う藤野社長ファンは多いので、FOY2018でも

期待されます

 

2.ではFOY2018のTOP10は!?

投信ブロガーの6つの傾向から、FOY2018のTOP10を予想してみたいと思います

       

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楽天VTが2連覇すると思われます。

先ほども申したように過去のFOYランキングの結果から、投信ブロガーが投票する

傾向は

 

世界時価総額比率>先進国株>信託報酬>特定市場(米国>新興国)>8資産>ひふみ

 

こんな感じです。

 

楽天VTは実質コストが高かったものの、憧れのVTを間接的に保有できる&これ1本で

全世界へ投資可能&信託報酬が安いから1位と予想しました。

 

2位・3位の信託報酬は同率であるものの、ニッセイ外国株ファンの多さは凄いです。

Twitterでは「チームニッセイ」とまで言われてますので、eMAXIS Slim先進国株は、

ニッセイ外国株に勝てないと予想しました。

 

4位・5位は、インデックス投資の古典本で必ず推奨される米国市場へ低コストで

投資が可能となるから。

 

eMAXIS Slimより楽天VTIを上位にしたのは、楽天VTIの投資対象の多さと、

バンガードブランドから。

 

8位予想はeMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)です。 

投信ブロガーは楽天VTの運用コストの高さでコリた気がしてますが、やはり日本を含む

全世界株式市場への投資は魅力的です。

 

「お勧め」という観点では、eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)はこの辺に

入ってそうな気がしますね。

 

 

9位はもはや宗教的な人気があるひふみ投信をランクイン入りし、10位は

野村つみたて外国株投信です。

 

野村つみたて外国株投信はMSCI ACWI(除く日本)を対象としているので、本来は

信託報酬がより安いeMAXIS Slim全世界株(除く日本)が入ってきそうです。

 

しかしFOY公式Twitterアカウントさんがツイートしてた内容から、野村つみたて

外国株投信の潜在戦闘力の高さを知りました。

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この添付画像って、FOY2017のアンケート結果ではないよな?

その辺は不明・・・ 

 

 

FOY2018の授賞式に参加できない身として、ちょっとでもFOYの盛り上がりに

貢献出来ればと思い、ランキング予想してみました☆

 

さて、何個合ってるやら♪

 

 

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