気づけば8月と、今月で17年度上期終了でございます。
昨日はNYダウが22000ドルと最高値を更新し、世の中ウハウハ言ってますわ・笑
さて先日のこの記事でUPしましたが、長らく
信託報酬が下げ止まっていた新興国株式の投資信託にて、ブッ込みが入りましたね。
詳細は上記記事を参照して頂くとして、今回の大きなポイントはずばり
eMAXIS Slimは目標指数に関わらず、同一アセットクラスに於いて信託報酬の
最安値を狙ってくる!です。
eMAXIS Slimシリーズは投資信託業界のコスト競争に事実上の終止符を打った為、
我々投資家からは批判的な存在であったのですが、それを自分で脱却するかの様な
一手です。
軽くおさらいしますと、新興国株式インデックスファンドで信託報酬が一番安いのは
iFree新興国株式インデックスの0.34%ですが、指数としてはスマートベータに該当する
FTSE RAFIエマージングインデックスである為、eMAXIS Slim新興国株式
インデックスは同じ指数である たわらノーロード新興国株式(指数:MSCI
エマージングマーケットインデックス)の0.495%に対して同等の信託報酬で
来るのが、批判されてる従来のスタイルです。
んがしかし、蓋を開ければ たわらノーロード新興国株式なんぞ完全なガン無視
上等な感じで、MSCIエマージングマーケットを指数とするインデックスファンドに
対してブッチ切りな信託報酬での登場です。
これが戦隊物ヒーロー番組だと、新たな敵に対して大苦戦中のヒーロー達の前に
新兵器を装備した第二の主人公と思わしきキャラが、あっという間に敵達を
なぎ倒していくかの如くです。
そして たわらノーロード新興国株式の死亡が確定しました・・・
eMAXIS Slim新興国株式運用開始直後の為、実質コストなどで1年目は
苦戦するでしょうが、同じ指数を目標に運用するインデックスファンドである限り
最強の武器は信託報酬の安さでしかありません。
※我々投資家目線で
以上をもちまして私も、先月末よりたわらノーロード新興国株式の積み立て設定を
解除し、1週間送れてeMAXIS Slim新興国株式インデックスを積み立て設定額分
スポット購入して、積み立て設定を開始しました。
新興国株式はリスク(値動き)が非常に大きいですが、それすなわち
リターンも大きくなる可能性が高い為、買っておかないとリターンには
あやかれません。
<結論>
市場原理が働いてこそのコスト競争。
三菱UFJ国際投信さんいい仕事しますね~!