親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(新規銘柄追加)フィデリティ・欧州株ファンド

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こんばんは、きしやんです。

欧州株もかれこれ10年以上見放されてますが、CAPEレシオからもバンガードのレポートからも、相対的に向こう10年は期待できそうな位置関係にあります。

そして私は本業がら、欧州企業の技術力を見せつけられる側にいるので、欧州株に対して好感度↑↑なバイアスがあります。

そんなこんな経緯もあってか、2年弱前から積極的に積み立て始めたのが、フィデリティ・欧州中小型株オープンBです。詳しくは、ベストバイストックの記事を参照ください。

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

そして今回新規で追加したのが、フィデリティ・欧州株ファンドです。

備忘録がてら、投資判断に至った経緯を残します。

本ファンドの紹介文を、モーニングスターより引用します

主要投資対象は英国および欧州大陸の取引所上場株式。ボトム・アップ・アプローチを重視した個別企業分析により、優良企業を選定し、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投資。為替ヘッジは行わない

ベストバイストックで紹介したファンドに対して、本ファンドはどちらかというと大型株系へのアクティブ投資となります。

目論見書を添付しておきます。

 

欧州中小型株オープンBだけでなく、欧州株ファンドを追加した大きな理由が2つ

①純資産総額の大きさと、資金流入の安定度

標準偏差が中小型株より低い

 

実は、欧州中小型株オープンBを検討していた際、大型株に投資する欧州株ファンドの存在を知らなかったんですよね。

中小型株に投資してしばらくしてから、本ファンドの存在をしりました。

そしてベストバイストックで欧州中小型株オープンBの特性を調べなおしている内に、欧州株ファンドへの興味が高まったのです。

 

欧州株ファンドと中小型株ファンドの、本記事執筆時点における純資産総額は

 欧州株ファンド:260億円

 中小型株オープンB:132億円

 

これだけをみると欧州株ファンドの方が人気があるように見えますが、実は少し違うんです。2つのチャートを横並びにしますが、黄緑色の線図だけに注目してください

 

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中小型株オープンBも2018年ぐらいには純資産総額が300億円に到達していたのですが、その後は資金流出が超過。そもそも2018年ぐらいまでは純資産総額が100億円にも満たなかったのが、急上昇してますよね。

それに対して欧州株の純資産総額は、ずっと右肩上がりで300億円到達。これらがもたらす意味としては、ファンドの長期保有の観点からも大きいです。

投信運用会社も営利団体ですからね。資金が流入し続けないファンドは、いつ償還するリスクがあるか分かりません。

とは言っても欧州中小型ファンドオープンBは20年近い歴史あるファンドなので、おいそれと償還することはないでしょうが・・・

 

次に、標準偏差とリターンの観点です。

下記に、モーニングスターのサイトで比較した表を添付します。

欧州株ファンドさん、直近1年のリターンは指数に負けてます(残念)が、3年~10年では指数に負けてません。そして中小型株に対しても、リターンはいい勝負しております。

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そして注目すべきが、標準偏差ですね。

標準偏差とは、ファンドの値動き幅を意味します。欧州株ファンドは中小型株オープンBと比較すると、特に長期での標準偏差に優位性があります。

 

私のポートフォリオ全体における欧州株の標準偏差ボラティリティ)を少しマイルドにする狙いもあって、欧州株ファンドを追加したのです。

比率をどうするかは、積み立てながら検討したいと思います。

 

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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