親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

私は『FIREはくだらない』とは思いません ~サイコロジー・オブ・マネーより③~

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こんばんは、きしやんです。

今回のブログタイトルは、サイコロジーオブマネーとはなんら関係ありません。

 

先月、夢見父さんが下記記事をアップされていました。

yumemirutosan.blog.fc2.com

 

内容としては、NewsPicks Studiosで「早期退職時代 FIREで人は幸せになれるのか?」という番組が放送されていたそうです。

その番組の中で経済評論家の山崎元さんが

FIREはくだらない。人的資本に対する投資が過小になることと、雇用の最大化に失敗している

と、述べたそうです。

 

立場が違えば考え方も違うので、山崎さんの考え方を否定する気はありません。

しかし幸福度の観点からも、FIREを一刀両断するのはあまり正しいとは思えないのです。

 

心理学の観点から、人間の脳はコントロール感を失うことに大きなストレスを感じます。いくつか例を出すと

・作業中に誰かに話しかけられて手を止める

・第三者(親・パートナー・上司・同僚)に命令される

・決定した内容をひっくり返される

・目的に到達するプロセスに、選択権がない

 

などです。

該当する事例って、ありませんか?

 

FIREというと仕事から完全に開放されて自由な生活を~ってイメージする人が多いですが、幸福の観点からも一番大きメリットは時間選択の自由度だと思います。

 

人によっては仕事は好きだけど、職場に行くのが嫌(手間)だというのもあるでしょう。

コロナ禍以降、一部業種ではリモートワークが普及してきました。それによって通勤という余計なプロセスが省かれた結果、仕事へのイメージが変わった人が多い気がするんですよね。

実際にTwitterのTLを見てると通勤が無くなった結果『早期退職する理由が無くなった』とまで言ってる人を目撃します。

それぐらい日本の長時間労働や満員電車での通勤は、世界的に見て異常だということです。

1日を仕事と移動時間に多く割かれると、当然ながらプライベートの時間が少なくなります。これが原因の1つとなって、働き盛りの日本人は世界的に幸福度が低いのです。

上記内容に関しては先月、ブログにて取り上げました。

 

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

コロナ禍以降 仕事や対人関係の変化に伴って、幸せというフレーズから連想する言葉を3つまで尋ねると、下記の結果になっています。

 

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多くの人が自由な時間を、家族や友人と過ごせる時間を欲してるのがわかります。

これらの観点からも、私はFIREをくだらないとは思えないんですよね。

 

先日読んだサイコロジーオブマネーには、FIREに関して以下のように書いています。

経済的に自立していれば、自分の判断ひとつで、いつでも人生の道を大きく変えられる。好きなことを、好きな人と、好きな時間に、好きなだけできる。これ以上に重要な経済的目標はあるだろうか。

 

FIRE、いいじゃないですか。

収入を全て手放すのが勿体ないなら、最近耳にするサイドFIREなんてのも良いですね。

我が家は属性的にFIREするのは超困難ですが、FI目指してコツコツ頑張っていきたいと思います。

 

以上です。

それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆

 

 

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