こんばんは、きしやんです。
Twitterで相互フォローの靴オジこと、靴磨きおじさんが興味深い記事をアップしました。
私も靴磨きおじさんも中国株へ強気派のため、確証バイアスによる影響は多分にあると思います。よって、その辺を割り引きながら、続きを読んでください
添付記事の要点は大きく二つ
①中国株のバリュエーションは適正で、米株は割高過ぎ
ってことから、今(というか、まだまだ)強気で中国株買うターンやろ!ってこと。
しかし大多数の人は、中国政府がBABAやテンセントへの介入に対して、とてもネガティブにとらえている印象です。というか株式投資≒資本主義の象徴みたいなもんですから、中国政府のやり方を毛嫌いするのは普通の感覚であり、正しいと思います。
しなしながら私や靴磨きおじさんは、少し異なる観点で中国政府の介入を見ています。靴磨きおじさんのブログから引用します
リーマンショック級のクラッシュで今の株価から-25%~-20%しか下がらない位置にあり大変おいしいこのような場合は、1~2年以内に中国株式にリーマンショックが起こるのを待つより、今全力で買って5年待つほうが期待値は高いと考えます。
おもしろいのが中国政府のやり方です。
コロナを先に脱してGDP成長も取り戻し、株価も昨年先に回復したので、ここにきて民間向け融資引き締めにはしり、自主的に株価を下げ始めています。株価の暴走的な上昇を嫌って操作しているかのようです。そして政策金利を3.85%から10カ月以上据え置き、利下げ無しでキープしています。つまり、欧米と違い、まったく金融緩和することなくコロナを切り抜けてGDP成長しつつセットでマーケットを引き締めに行っています。個人的に中国が一番堅い状況に見えます。
私は靴磨きおじさんほど詳細な分析をしている訳ではないですが、観点は同じ。中国株はアップサイドが高く、ダウンサイドが低そう。そして米株は、その真逆な印象ってことです。
私が なぜここまで中国株へ強気なのかというと、あいつらは日本やアメリカの経済発展・バブル崩壊の歴史をめちゃくちゃ研究しています。
適度に市場を引き締めてるのも、金融政策を一気に引き締めてぶっ飛ばした日本のバブル崩壊から学んでるようにみえます。
そしてリーマンショックの元凶となったサブプライムローンも、その発端は、金融機関が私利私欲に走りまくった暴走が、暴発したに近いです。
そして昨今の中国政府の介入は、市場が行き過ぎた加熱状態になる前に、適度な規制強化と金融引き締めをしている状態だと理解しています。その状況が米国の株高&自由市場主義な快楽状態と真逆な状態だから、大多数の人は、中国株投資を避けていると想像してます。
つまりハワード・マークスの言葉を借りると
買うことが心地よいと思えるようになったころには、価格は超お買い得とは言えるほど安くはなくなっている。したがって、居心地の悪さをともなわない利益率の高い投資というのは、だいたいが矛盾した話なのだ。
前者が米株、後者が中国株な状況に近いと思ってるのです。
この考えにいたる根拠として、中国共産党が好き勝手強権を振りかざすには、市場の成長が必須。つまり外資に逃げられると、中国共産党は首脳陣の首が危うくなるはずです。よって中国政府は市場を調子に乗らせず、適度に抑えてるのでは?ってロジックです。中国市場をグローバルマクロ、金融史観点で解説したのが、下記記事になります
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
当然ながらこのロジックが当たるかどうかは別ですが。
つー訳で、引き続きCXSEを強気でガンガン買っていこうと思います。
って思ってたら、靴磨きおじさんは買うの止めたんか~~いꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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