こんばんは、きしやんです。
ここ数日のニュースを眺めての雑記になります
さてこの二日間で、香港ハンセン株価指数の上昇がバグってます。
なんと二日間で16%の上昇になります。
他には中国に上場している民間企業で構成されているETF、CXSEにいたっては23%の上昇です。もはや個別株に違い状態ですね。
なぜにこんな事が起こったのかというと、昨年からアメリカ市場に上場している中国企業の株式(ADR)が上場廃止するかもとの話が出ていました。それに伴って中国を代表とするアリババ(BABA)などの株価は下落の一途となっています。
しかしそれが昨日、報道ベースでは話が急展開。肝心な部位を引用します。
金融委は「資本市場に大きな影響を与える政策については、政策期待の安定ならびに一貫性を保つため、事前に金融管理部門と調整すべきだ」と指摘した。
さらに、中国は国外上場を支持するとし、米上場の中国銘柄の問題を巡っては米当局との協議で前向きな進展があったと新華社は報道。双方は具体的な協力プランの策定に取り組んでいるという
上記報道が出てから、ハンセン株価指数は高騰。その夜、CXSEも爆上げという流れになりました。
しかし協議が進んでいるというだけであって、根本的に解決したという訳ではなさそうです。Bloombergの続報を添付します
米公開会社会計監督委員会(PCAOB)は16日、米国に上場している中国企業について、中国政府は会計監査状況を米国側が完全に把握できるようにする必要があるとする声明を発表した
そうそう簡単には解決しませんね。だから株価がぜんぜん戻ってないんでしょうが、そもそも中国株には大きく分けて3つの不確実性があります
①ADRの維持
②共同富裕によるハイテク企業への締め付け
③ロシアとの協働や台湾侵攻などでの金融資産凍結などの制裁
①は上記内容が解決すればクリアになるんでしょうが、②は根が深そうやし、習近平政権がひっくり返らないと変わら無さそう。③は永遠の課題でしょうな。
以下記事の通り私は中国株へ強気のスタンスなので割り引いて聞いてほしいのですが、中国もあの人数の国民を食わしていくにあたっては、実際問題あんま無茶なことはできないんじゃないですかね。
※けっこうな自信作なので、お時間ある人はぜひとも読んでみてください
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無茶はできないというのは中国が世界に対してだけでなく、世界が中国に対してもです。現在欧米はロシアに対して強めの経済制裁をとっていますが、それは世界のGDPに占めるロシアの割合は2%未満と、そこまで影響ないからじゃないですかね。
ちなみにアメリカが世界に占める割合は24%で中国が18%、日本が6%弱です。
中国の金融資産とか凍結した日には、世界が終わりそうな水準です。
そういえば最近、中国覇権の話をまったく聞かなくなりました。
以下のチャートはレイ・ダリオが作成した覇権国の影響のサイクルでして、中国の影響は爆発的に大きくなってます。
この話が出てきたとき、米ドルの基軸通貨としての価値が人民元にとって代わられる?って話で盛り上がったのが記憶に新しいです。この話に関しては、水面下で徐々に動いてる印象があるんですよね。なにやサウジアラビアと原油の決済を人民元で行う協議が行われているとか。
実はこの流れって世界的には既知の話らしく、先日読んだ下記の本によると中国はRCEP+中東+アフリカ圏を巻き込んだ通貨圏を構想してるそうです。
その先駆けとして北京オリンピックでデジタル人民元の発行を計画とも書いてました。
そしてこの先の世界の覇権はアメリカを中心とする経済圏と、中国を中心とする経済圏になると予想されています。
この予想が実現するかは不明ですが、私はこの予想が実現する方向にある程度かけてCXSEを多めに保有してます。まぁ、絶賛含み損ですけどねꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
今日はここ数日のニュースを眺めて、思ったことをつらつら書いてみました。
以上です。
それでは皆様、良い投資ライフをお過ごしください☆
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