こんばんは、きしやんです。
投資による資産形成の世界に足を踏み入れると、インデックス投資という手法に出会うことがあります。
特にここ数年は つみたてNISA等の資産形成の制度が拡充され、インデックス投資という手法に出会う確率がグッと上がった印象です。
このインデックス投資という手法は金融工学とリンディ効果からも、理論的に確立され、且つ、実践的な投資手法になります。
なんてったって、保有資産から投資に回せる分を、全世界株式インデックスに投入してるだけで、長期的な期待リターンが『だいたい』予測できます。
つまり全世界株式インデックスファンドを買って放置しておくだけで、世界中のプロを相手にした結果を、手間最小限で、平均的な期待リターンを得られる訳です。
で、問題はここから。
どうやって継続するか？なんです。
投資に全く興味なくて、いちいち値動きなんかみたくない人にっては、買いっぱなしとなるインデックス投資は、とても相性が良いです。
結果的に、投資以外のことに己の時間を集中できますからね。
しかし、買いっぱなしとなるインデックス投資が『なんかつまらない』って人、いるやないですか？
こういう人にとっては、インデックス投資だと継続性に「難」がでる訳です。
いやいや！プロ相手に平均並みの期待リターンを得られるんやから、金融工学的にもインデックス投資の方が優れてる！！
と、なぜか宗教対立的に噛みついてくる人がいます。
言いたい事は分かるんですが、大切な観点が抜けてます。
結局、継続できるか？
なんですよ。
どんな投資手法であっても、それなりの時間「は」必要になります。資産運用の時点で結果は重要ですが、継続できないと意味がありません。
※当然ながら、個人が耐えられる損失など、いろんな観点も無視できません
よって、継続する手法が、株主優待だろうが、高配当投資だろうが、バリュー投資だろうがね。なるべく期待値がプラスになる手法をチョイスすればいいんじゃね？的な。
例えば、ダイエットという観点でランニングが有酸素運動に適してると言われても、走ってる「だけ」の長時間に耐えるのが苦痛な人もいる。俺みたいな。
よって、『自分が』継続できる手法を選択するというのは、とても大切なのです。まぁ投資の場合、運動みたいにやってりゃ結果が出る訳ではないから、めっちゃ難しいんですが。
ここで1点。心理学のお話を少し。
お金というツールはまだまだ歴史が浅く、我々人間にとって新しい玩具（魅惑）の域をでません。
我々はそのお金を『貰った瞬間』脳内では、麻薬を打った時と同じ興奮・快楽物質が分泌されます。
そして困ったことに我々の脳は、この『お金』が、目に見えない電子データやクーポンでも、同じ反応をするそうです。
となると、ですよ。
昔宣伝であった『覚せい剤止めますか？人間止めますか？』みたいな感じで、利益に興味を持たないようにすることが、そもそも難しいんです。
よって、インデックス投資がどれだけ金融工学によって理論的な優位性を証明してても、我々人間は、そこまで合理的に受け入れられるように進化しとらんのですわ。
つー訳で、こと投資に関しては、何でもかんでも合理性だけで語る・決めることはできず、継続性に結び付く観点が大切なんやで～って話でした。
他人の投資手法に、宗教対立的な噛みつきするのは、やめましょう♪
いろいろ悩み、考え、トライして、自分にとってしっくりする投資に巡り合えたら、もはやラッキー♪だと思いましょう
良い投資ライフをお過ごしください
↓↓ブログランキングの投票ボタンです。
良ければ、ボタンをクリックしてもらえると嬉しいです☆
