分かっちゃいるけど、めんどくさい。
そんな事が起こる確率は、ほとんどない。
やらないけといけないんだけど、時間がない。
このように自分にとって都合の悪い情報を無視&過小評価したり、日常生活の
延長線上の出来事に考えてしまうことを『正常性バイアス』と言います。
この正常性バイアスはとても厄介で、滅多に起こることではないけど、起った時に
取り返しがつかない可能性があるからです。いわゆるテールリスクというやつですね。
さて我が家では、2020年冒頭から大事件が起きました
家族写真を保存している外付けHDDにアクセスできない
はぁ?と思わないでくださいw
ほんと大変だったんですからw
2か月ほど前に初期症状が出てた時、最初は気のせいだと思ったんですね。
外付けHDDは写真を保存する時しか電源入れないから、経年劣化する認識がほとんど
ありませんでした。
そしてそのまま外付けHDDを騙し騙し使ってたら、外付けHDDにアクセスできても
応答せず。写真をPCにコピーすらできない症状を目の当たりにして、全身から嫌な
汗が出ました。。。
やばい・・・
家族の写真はここにしか保存してない。。。
しかも、産まれたばっかりの長男の写真も・・・
我が家は写真の保存に関して、プライバシー保護の観点からクラウドに保存することを
避けていました。そして外付けHDDなんて、そう簡単に壊れないやろ!って油断。
まさに正常性バイアスです。
半パニックに陥った状況をツイートしたら、Twitterで親しくさせてもらっている
文左衛門さん(@Alpha2136)がHDD復旧のアドバイスをくださったのです。
結論から言いますと、文左衛門さんから頂いたアドバイスを元に自力で復旧する事が
できました。
これよりパーテーションが紛失した外付HDDから、家族の大事な写真を救出したいと思います。まずは外付HDDとケースを分離し、玄人志向のケースに移植します#きしやんX pic.twitter.com/NVwXdPXrCw
— きしやん@コツコツ熊本の幹事やってます (@oyagakoniosieyo) 2020年1月11日
復旧に失敗した場合は業者にお願いする作戦だったのですが、自力復旧により以下の
コストで済みました
自力復旧:¥10,000(HDDケース、復元ソフト)
業者に頼むと:¥35,000以上
デジタル写真というものは物理的に触れることができないから、アナログ写真より
保存性に優れてると思っていました。しかしそのデジタルデータを保存している
機器自体が、とても脆弱だということです。普通に考えれば、当たり前のことですね。
そして今回の経験から得た教訓は、資産(お金、健康、思い出)はワンフェール・
アウトな状況で放置してはいけないことです。そしてどれも共通してるのが、
油断してるとあっと言う間に駄目になる可能性があるという事。
なんせ我が家の外付けHDD事件は、事前にバックアップとっておけば新品のHDDを
購入するだけで避けれた訳ですから。
今回はデータの復元ができましたし、費用も軽微で済みました。しかし、データの
復元ができずに家族の思い出数年間分が消えてなくなった可能性もあった訳です。
滅多に起こることではないけど、起った時に取り返しのつかないテールリスクに備える
事はとても重要です。
救出できた我が家の写真は新品の外付けHDDにコピーし、Amazon Photos(クラウド)
にバックアップとるようにしました。
最後に、今回の家族写真救出劇ではたくさんのTwitterフォロワーさんに助けて
いただきました。本当に感謝です(;;)
文左衛門さん@Alpha21364
こうたさん@2020JGP
birdseaさん@birdseainv
しんのさん@shinnox2
らてさん@oDXw81bqo6Fu96R
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