親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

ミュージカルCM 積立NISA始まるよ~♪  by三菱UFJ国際投信

正月ぐーたら生活でTVを流していたら、なんか聞きなれたフレーズが

リズミカルに聞こえてくるではないですか。

 

つみたてNISA~♪

 

小額でもできるんです♪

 

俺にも出来そうな気がしてきた♪

 

 

なんや!? なんや!!??

 

www.youtube.com

 

 

大好きな石原さとみを見つめていたら、途中から何を言ってるのか聞き取る前に

CM終わってました・汗

 

2018年!ついに積立NISAが始まりましたね~

 

 

白昼のTVCMで放映されるようになったのですから、今まで投資とは無縁だった人にも

積立投資が浸透しそうですので、まさに積立元年のスタートです☆

 

1.積立NISAとは

 

簡単に要約しますと

①投資による利益が20年間、非課税になる(通常は20.314%課税される)

 

②年間40万円まで、①の恩恵を受ける投資枠がある

 

2037年までの20年間、①&②の投資枠を利用することが可能であり、

 最大800万円までの非課税投資枠となる

 

詳細は下記記事参照

www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com

 

 

2.積立NISAで投資できるのは、負け辛い投資信託のみである

 

金融庁が推奨する投資の理念は長期・分散・積立投資です。

 

 日本には5000本以上の公募型投資信託がありますが、金融庁の理念に該当する

投資商品はフィルタリング結果、135本しかありません。

 

長期と分散で、負けない仕組みを用意する

 

国内外の株式・債券へ分散投資を実施すると、短期間(~5年)では

マイナス状態になってても、20年の近い運用期間があればプラスリターンが

ほぼ間違いなく得られます。

f:id:kishiyan_y:20180102213529p:plain

 

※金融庁の積立NISA資料より

 

 

これは別に怪しい勧誘資料ではなく、株式や債券は10年未満ではリターンがプラスにもマイナスにも大きく動く習性があります。

 

f:id:kishiyan_y:20180102214915p:plain

厚生労働省年金運用の分散投資資料より

 

しかし20年近い時間があると変動幅は小さくなり、最終的には各資産クラスの

期待収益率に収斂することが統計的に説明されているので、金融庁

グラフは理論と結果を証明している全うな資料です。

 

 

 

長期投資が可能な投資信託とは

 

①設定運用期間が20年以上であること

 

②年間手数料(信託報酬)が一定水準以下であること

 

③毎月分配型でないこと

 

 

[設定運用期間が20年以上であること]

 

こに関してはさきほど説明した20年近い運用期間があれば、株式や債券は

期待収益率に収斂していきます。

 

よって、それを実施可能な運用期間が設定されている必要があります。

 

 

 

[年間手数料(信託報酬)が一定水準以下であること]

 

買付け手数料がゼロ円のノーロードタイプなのは当然だとして、毎年必ず

とられる信託報酬は投資の成果を分けるファクターです。

 

その信託報酬(年間手数料)ですが、インデックスファンドとアクティブファンドで

基準が異なります。

 

・指定インデックスファンド

 

国内資産を対象とするもの:0.5%以下

外資産を対象とするもの:0.75%以下

 

・指定アクティブファンド

 

国内資産を対象とするもの:1%以下

外資産を対象とするもの:1.5%以下

さらに、現在の純資産額や運用年数、資金流入量など投資信託商品としての

成績表を細かく規定しています

 

信託報酬は単位が小さいから無視しがちですが、運用成績を左右するのは、

コスト(信託報酬)と言っても過言ではありません。

 

世界中の株式へ分散投資をすると期待リターンは6.0%程ですが、

その6,0%に対する信託報酬(コスト)の割合を比較すると

 

・信託報酬1.0%の場合、コストは期待リターンの16%を占める

 

・信託報酬0.5&の場合、コストは期待リターンの8.3%を占める

 

・信託報酬0.2%の場合、コストは期待リターンの3.3%を占める

 

投資ですのでプラスリターンは確定されいませんが、コストに関して言うと

リターンがプラスだろうがマイナスだろうが、確定したマイナスリターンで

あることは間違いありません。

 

高コストな投資信託は、長期投資になればなるほどボディブローの様にジワジワ

効いてきます。

 

5000本以上ある投資信託の中から、まともなコスト水準である投資信託

金融庁がフィルタリングしてくれているのです。

 

 

[毎月分配型でないこと]

長期投資を前提とするのなら、毎月分配型投資信託は向いていません。

 

細かい説明すると1記事まるまる使うので、今回は省きます・・・苦笑

 

とりあえず、長期投資をするのなら毎月分配型は向いていないということだけ

認識しておいてもらえると十分です。

 

 

3.積立NISAの仕組みそのものが、我々庶民を対象とした

  投資システムである

 

 

私も自分で勉強し、投資を開始するまでは、投資なんてのは金持ちしか

できないことだと思ってました。

 

ところがどっこい。

 

一括で投資するのも、毎月投資するのも、金額含め様々な手法がある事実を

知りました。

 

まとまったお金がないと投資ができないのか?

 

NON. NON.

 

手元にある少しのお金も、数年間に分割すれば良いのです。

 

投資するタイミングは、毎日でも毎月でもほとんど成果は変わりません。

 

 

毎月貯金にまわすお金が2万円しかありません。貯蓄もありません。

 

心配ナッシング。

 

積立投資は、毎月(毎日)100円から投資が可能です。

 

 

どれぐらいの金額を投資にまわせばいいか分からない

 

そうですよね。

 

イメージとして5年間未満なら、瞬間風速マイナス50%ぐらいまで損してても

大丈夫な金額と考えましょう。

 

(例)

子供がいる家庭なら、最低限大学入学費を払える金額はストックしておく必要あり。

定年間近な人は、定年後10年間は手をつけずに済む範囲の金額にする。

 

 

さてここで、積立NISAのシステムを思い出してみましょう

 

①投資による利益が20年間、非課税になる

 (通常は20.314%課税される)

 

②年間40万円まで、①の恩恵を受ける投資枠がある

 

2037年までの20年間、①&②の投資枠を利用することが可能であり、

 最大800万円までの非課税投資枠となる

 

 

積立NISAは、年間40万円という投資枠に抑えさせることで、

現実的に使え切れそうな投資枠にしています。

⇒まとまったお金がなくても良いってこと

 

そしてその年間40万円って投資枠は、積立投資でしか

利用することができません

⇒毎月小額でもOKってこと

 

20年という非課税期間を提示することで、損失を回復させれる

期間を用意していること

⇒損を取り返せる希望を持たせてくれている

 

 

 

だ~いぶ、かる~~く書きましたが、これが積立NISAです!

 

 

4.積立NISAで積立投資を実践してみよう

 

STEP1:とりあえず、SBI証券で口座を開設しましょう!

 

STEP2:毎月投入しても「良いと思える」投資金額を決めましょう!

 

STEP3:具体的な投資商品を決めて、永遠と買い続けましょう

 

[STEP3商品の具体例]

 

①日本を含む世界中の株式へ分散投資をしたい!

 

 ⇒楽天・全世界株式インデックスで決まりです

 

 

②日本の指数は信用できないので、日本を除く世界中の株式へ分散投資をしたい!

 

 ⇒野村つみたて外国株投信で決まりです

  ※当ブログ推奨投資信託

 

 

新興国は不安なので、先進国の株式のみにしたい!(※:日本除く)

 

 ⇒eMAXIS Slim先進国株に決まりです

  ※ある意味最強の投資信託

 

とまぁ、金融庁が135本までに絞っても、世界中へ分散投資をするなら

上記3本ぐらいに集約されます。

 

つまり、①~③のどれか1本を積立投資するだけで、世界中への分散等が

可能となるのです。

 

 

ちょっと長くなりましたが、短期的に損を出してても大丈夫と思える金額で、

まずは「投資という世界」に慣れるのが大切です。

 

 

CMのキャッチーなイメージから、投資という存在がお茶のネタぐらい

身近なものになると嬉しいですね。

 

 

 

 

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