おはようございます。
ダイヤモンドオンラインの記事によれば、積立NISAが出だしで躓いているそうです。
2017年末時点での申し込み件数は19万6000口座だそうで、
この数字が多いか少ないかでいうと、決して少なくないのでは?
モーニングスターの下記記事で、野村證券が行ったつみたてNISA意識調査によると
利用者は365万人で1人あたり月1.3万円として年間0.6兆円。
20年間で11兆円程度と試算されています
つみたて専用「野村つみたて外国株投信」などで「つみたてNISA」普及を強力にサポート=野村アセット| モーニングスター
そう考えると、毎年コツコツ19万人ずつ利用者を増やせば、20年間で
380万人(19万人×20=380万)ですので、野村證券の試算に近づきます。
計算が安易過ぎますかね・・・?
とは言っても、積立NISAがいまいち盛り上がりに欠ける気がするものの、
通常NISA口座だって開設したけど使われていない口座が多いのも事実ですけどね。
利益総販の関係
積立NISAで利用できる投資信託は金融庁のフィルターにより、
我々個人投資家にとっては長期投資に向いた商品を選びやすくしてくれた反面、
金融機関にとっては利益のあげられない商品ばかりとなっています。
通常NISAが始まった際は、いろんな金融機関が口座開設のキャッシュバック
キャンペーンなどで顧客の囲い込みを行っていました。
通常NISAは、株式や毎月分配型投資信託など手数料を稼ぎやすい商品の取り扱いが
認められていましたので、販促キャンペーンでかかった費用は顧客からの手数料で
十分ペイできていたと推測できます。
積立NISAは金融機関の取り分がほとんどないので、積極的な販促活動が
できないんでしょうね。
減税制度で人気があるのはやはり、ふるさと納税でしょう。
あちらは短期的に欲しい物が手に入るので、これも行動経済学で言う
双曲割引ってやつですかね?
FXやビットコインの「名前」は知ってても、積立NISAを知ってる人は
レアでしょうな。
私もイチ弱小投信ブロガーですが、微力ながら今まで以上に積立NISAの良さを
PRして、草の根運動で広めていきたいと思います。
積立NISAの概要からおさらいから
銀行預金の利息を含め、株や債券の配当金・有価証券の売却利益に対しては
20.315%の税金が発生します。
①つ目の特徴
積立NISAにおいては年間40万円までの投資額に対して、運用利益による税金が
免除されます
②つ目の特徴
投資はまとまったお金が必要というイメージを払拭するために、積立NISAは
その名前通り積立でしか投資をすることができません。
年間40万円の投資枠と考えると月々の積立額は33000円ぐらいになりますが
別に全額投資枠を使い切る必要もありません。
③つ目の特徴
SBI証券や楽天証券を利用すると、投資信託を100円から積立設定ができます。
100円ですよ!
コカコーラ500mlと同じか、それより安い金額で「積立投資」ができる時代です。
④つ目の特徴
日本には6000本近い投資信託が存在しますが、積立NISAで利用できる投資信託は、
金融庁が長期投資に向いた設計図になっているかをチェックし、販売手数料はゼロ円、
年間手数料も一定平均以下という厳しいフィルターがかかっています
よって積立NISAで選択できる投資信託の本数は130本ぐらいとかなり
選びやすくしてくれています。
活字だらけで取っ付きにくいとこもありますが、すでに特定口座にて
投資信託を買っている人は是非!非課税の恩恵を受けれる積立NISAの
口座を利用されることをお勧めします
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