実家へ帰省している間にとんでもない情報がUPされており、
孫との再会を喜ぶ父を横目に、PCを眺める私の目は点になりました
eMAXIS Slimよ、お前はすさまじい・・・
eMAXIS Slimがこの対応に至るまでは、師走の追い込み1週間に実は
投信業界を賑わす事件がありました
1.EXE-i つみたて先進国の登場
12月26日にSBIアセットマネジメントが、FTSEディベロップ・オールキャップ・
インデックス指数(先進国株式へ連動する指数)へ追従する運用を目指す
ファンドオブETFを発表しました。
名前から察する通り積立NISAを意識したファンドですが、特筆べきなのは
信託報酬の安さです。
何と脅威の0.115%!
すでに海外ETFレベルのコストとなります。
師走で忙しかったからEXE-iつみたて先進国の記事を少しずつ書いていたところ、
記事を白紙にしてくれた事件が昨日です。
2.eMAXIS Slimが信託報酬を0.1890%→0.1095%へ値下げ
12月26日にSBIアセットマネジメントが発表してから、たった3日後の対応で、
これには度肝をぬかれました。
eMAXIS Slimのこの対応により、先進国株式クラスの実質コストランキングに
変化が起きます
※信託報酬と実質コストの違いは、下記記事を参照
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
2018年から始まる積立NISAを目前に、FOY2017の結果によらずに
eMAXIS Slimが業界の注目を集める形となりました。
eMAXIS Slimの対応とEXE-iつみたて先進国の登場は、あるファンドの登場を
睨んだ対応であることが見えてきます。
それは・・・
3.楽天・先進国株潰しである
楽天・バンガードシリーズは、これまで下記の順でランナップを揃え、
世間の注目を集めてきました
世界株:楽天・全世界株式インデックス(VT経費率:0.11%)
米国株:楽天・全米株式インデックス(VTI経費率:0.04%)
新興国:楽天・新興国株式インデックス(VWO経費率:0.14%)
残すとこ先進国株のVEAのみであり、おそらく信託報酬としては
楽天投信の取り分0.1296%にVEAの経費率:0.07%を足した
0.1996%での登場だったでしょう。
昨今の先進国インデックスでは最安値ではないが、バンガードブランドを
ぶら下げて戦うつもりだったと推察できます。
しかしeMAXIS SlimとEXE-iつみたて先進国の対応により、
来る楽天・先進国株インデックスは登場する意味を無くしてしまいましたね。
eMAXIS Slimがここまで安くなると、野村つみたて外国株投信を
買い続ける意味がなくなってしまう・・・ちょっと考えるか。。。
バートンマルキールが言う「インデックス革命はまさに起きている」ってのは
本当だと実感した年末でした。
※下記記事参照
www.oyagakoniosieyou-fosterassets.com
2017年も残すとこ2日ですが、まだ何か起きそうですが、皆様良いお年を~
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