アセット・アロケーション♪♪
何やらリゾート地か撮影場所みたいな響きがしますが、
完全な金融用語です☆
アセット・アロケーションの言葉の意味としては・・・
資産を複数の資産クラス(現金や株・債券)
検討して決定する、資産配分比率の事を言います
↑↑ちょっと意味が違うかな
ついつい銘柄選定から進みたくなりますが、実はこのアセット・
決める事で、投資成果の90%程決まってしまいます。
はぃ??
って思う方もいるかもしれませんが、
「今話題のベスト投信!」
「今月リターンNo.1の〇〇型投資信託!!」
って銘柄PRする記事をよく見かけますが、まずは無視です。
ほんとに、マジで。
株や債券の各資産クラスは過去20~30年の成果を振り返ると、
将来リターンの確定は出来ないものの、大まかな期待リターンと
リスク(値動き:±リターン)が計算できます。
・・・着いて来れてますか?
株や債券のプラスマイナス(±)のリターンは、
形をとる為、過去の成績から将来的な±リターンを予測出来ます。
正規分布って、こういうやつね↓↓
この予測した±リターンに対して、マイナス側のリターン(
御自身の全体資産に対して許容出来る範囲なのかを決定するのが、
アセットアロケーションを決めるプロセスになります。
「期待リターン」ではなく、「マイナス側のリターン」
非常に大事です。詳細は後述します。
まずは、
※データの出所:myINDEXより
上記リスク(値動き)は20年間の平均ですので、数学的には±
バラつきを示しています。
±1標準偏差内に収まる確率は68.2%でしかないので、
心もとないですね。
なぜなら、3割チョイは予測を上回るバラつきが(マイナス)
エライこっちゃ!って、ビビッて狼狽売りをしてしまい、
撤退してしまうと ほんとに損失だけを抱える事になります。
ですので、悲観的に見ても±2標準偏差:95.4%
市場暴落時に於けるある程度のリスク予測となります。
ちなみに、「リーマンショックが100年に1度の金融危機」
瞬間的に3標準偏差(確率:99.7%)まで下落した事により、
発生したから100年に1度の金融危機と言われる所以です。
なぜ期待リターンに対してマイナスリスクを重要視するかと言いま
儲かって困る人なんて存在しません。
それに対してほとんどの人は、投資を始めるまで「
触れた事が無い為、市場暴落時に於ける「生活防衛費」と「
整理しておく必要があります。
行動ファイナンスって分野の理論によると、人間は±
マイナス側の損失はプラス側の損失に対して2倍のダメージ(-
よって、マイナス側の値動きは「何となく」ではなく、
認識しておかないと 市場暴落時にビビッてしまい、株も投信も、
基準価額(株価)
そして「投資なんて二度とやらない・・・」って気持ちになって
撤退してしまう事になり兼ねません。
相場下落時は「安く買えるバーゲンセール」でもありますので、
積立を止める事無く、続けれるリスク幅・積立額にアセットアロケーションを
設定しておく事が、
これが、アセット・
事の所以です。
ではさて、どうやってリスクとリターンを計算するのかと言うと、
作成して下さってるツールを利用させてもらいます☆
私がよく使うのは
①myINDEXさんの資産配分ツール
②ファンドの海さんのアセットアロケーション分析
2つのツールの特徴を簡単に説明しますと
①myINDEXさんの資産配分ツール
・ユーザーIDの個人登録が必要
・細かい資産クラスでの予測計算が可能
・検討したアセットアロケーションを保存可能
②ファンドの海さんのアセットアロケーション分析
・ユーザーIDの個人登録が不要
・外国株式のアセットクラスが、細かく分かれていない(
・各資産クラスのリターンとリスクを、任意で調整可能
・積立額と将来の期待リターンを算出してくれる
では、myINDEXさんの資産配分ツールを使って、
・セゾンバンガードグローバルバランスファンド
・世界経済インデックスファンド
の、期待リターンとリスクを見てみましょう☆
SBGBF(時価総額比率)と世界経済IF(GDP)
新興国の株式・債権の比率ですね。
新興国のアセットクラスはリターンとリスクが非常に大きいため、
その差がSBGBFと世界経済IFのリターン、
私を含め、
逆に言うと上記グラフぐらいのリスクがあると言う訳です。
算出した結果に対してリスクが大きすぎると感じるようなら、
債券の割合を大きくすれば良いですし、
リターンを狙う!って人は、
1つの指針として、株式:債券の比率は100-自分の年齢=
ってのが、いろんな本でも紹介されてる割合になります。
それでも、正解はありません。
なぜなら、リスクの数値を見て、
あなにとっての 許容できるリスクなのです。
そして最後に、リスク&
個別の 銘柄(投資信託)を積立設定する事になります。
ちなみに残りの10%は、コストの安いインデックスファンドを選ぶだけです
なもんで、冒頭に書いた「お勧め投信!」
ダメなのです。
まずはアセットアロケーションを決めて(把握して)、
銘柄選びに入りましょう。
お勧め銘柄は、弊ブログでも紹介している(お勧め銘柄)○○
チョイスしてもらえればOKです!
<結論>
投資とは、お風呂の際に熱湯に浸かってる地獄を想像してから、ビール飲んで
気持ちよく眠りについて夢を見ましょう♪