投資スタイルによってお勧め銘柄は異なりますが、私の投資スタイルである
余剰資金での「長期」「分散」「積立」に於ける、
バランス型インデックスファンドのお勧め銘柄を紹介します
私がお勧めするバランス型インデックスファンドは、
下記4銘柄のみです
まずバランス型ファンドとは、株や債券の組み入れ比率及び 対象とする
比率になり続ける様にリバランスし続けてくれる投資信託(ファンド)の
事を言います 。
・・・ついて来れてますか??
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックス
バランスファンド(4資産均等型)を具体例にお話をしましょう
このファンドは、
国内株式(指数:TOPIX)を25%
先進国株式(指数:MSCIコクサイ)を25%
国内債券(指数:NOMURA-BPI総合)を25%
先進国債券(指数: シティ世界国債インデックス(除く日本))を25%
っていう組み入れ比率になっており、株:債券の割合が50%:50%です
よって、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)に投資をするだけで、
4種類の資産を保有できている事になります。
ではバランスファンドを保有するメリットの「リバランス」を簡単に説明します
まず仮に上記4種類の資産を個別で保有していたとします。
経済が上向きで株価が上昇し、保有資産の割合が下記の状態になったと仮定して
国内株式:30%
先進国株式:40%
国内債券:10%
先進国債券:20%
もともとは全て「25%ずつ」で保有するはずが、全部バラバラになってます。
よって、下記の通りの対応をとる必要が出てきました
国内株式:5%売却
先進国株式:15%売却
国内債券:15%購入
先進国債券:5%購入
上記作業をとることによって、元々の「4資産均等」に戻りました
これをリバランスと言います
この作業を自動で継続してくれるのが、バランスファンドです。
最近のコスト競争により、信託報酬が非常に安いバランスファンドが
続々と登場していますが、基本的にどれもお勧めしません。
信託報酬が安いのは大事ですが、だいたいのバランスファンドは
日本株式の組み入れ率が異常に高いです。
これをホームカントリーバイアスと言って、
自国びいきしたいのは分かります。
しかしですね、世界での時価総額比率では、日本は8.2%
GDPでは世界の4.1%にしか過ぎません
よって、時価総額比率では日本:先進国:新興国は1:8:1となります
別にホームカントリーバイアスが駄目だと言ってる訳ではありません。
投資スタイルによって、日本株をメインにしたい人もいますので、
投資スタイルは十人十色。
とは言っても日本は少子高齢化により、この先衰退していく
国なのに対して、世界的には人口増加です
過去30年間の日本株式と先進国株式の、平均リターン&平均リスクは
下記の通りです
※出所:myINDEX
株も債券も国も、幅広く分散させる事が私は重要だと思っていますので
お勧めする銘柄は、冒頭の4種類としました。
激安バランスファンドを軸に、自分のアセットアロケーションに
なるように個別ファンドでポートフォリオ組むことを勧める人も
います。
が、全体の組み入れ比率を計算するのが複雑になるので、だったら
最初から全部個別でポートフォリオを組むか、面倒だと感じる人は
少し割高な信託報酬を払ってでも、お勧め4銘柄のどれかを
選べば良いと思う所です。
個別資産クラスでの、お勧め銘柄
日本株式
先進国株式
新興国株式
国内債券
先進国債券
新興国債券←信託報酬が高すぎるので、お勧めなし
投資はリターンが確約されておりません。最後は自己判断でお願いします