興味ある方は最後まで読んで下さい(※チョイ長いです)
きしやんの投資話 第四回「投資信託の中身とリスク」を解説します
※4月から会社で始まる企業DC(企業型確定拠出年金)に関わる話です
活字・数字を減らす為に噛み砕きますが、最低限の情報は必要なので、頑張ってついてきてください!
前回は、「投資信託」の大枠設計と種類に関する話をしました
会社の企業DCの有リスク商品で、種類:期待リターン・リスク(ブレ幅)で分けると ※日本の公的年金を運用しているGPIFの数値参照
①国内株式投資信託:4.8%・±22.15%
②先進国株式投資信託:5.0%・±19.59%
③国内債券投資信託:1.0%・±5.4%
⑤バランス投資信託:①~④の構成比率による
となります。
株式投資信託はリターンとリスクが大きい反面、債券投資信託は真逆です。
そして株式投資信託の中では、リスクが国内>先進国ってのも分かります
ではその株式投資信託が購入する株式って、どこの会社なのでしょうか?
どの投資信託もだいたい、何らかの「指数(インデックス)」の動きに合う様に、購入銘柄を決めます
会社の企業DC内の投資信託で言うと
①国内株式投資信託:TOPIX(日本株式市場全体の値動きを表す日本株式指数)
②先進国株式投資信託:MSCI KOKUSAI インデックス(日本を除く先進国22カ国の上場企業の株式指数で、世界1400社以上の銘柄で構成)
③国内債券投資信託:NOMURA-BPI総合
④先進国債券投資信託:シティ世界国債インデックス(除く日本)
名称を暗記する必要はありません。世界基準的な指数に基づく、投資信託が選ばれているという事です。
そしてこの指数(インデックス)に対して連動する動きを目指すのが「インデックスファンド」、指数を上回る動きを目指すのが「アクティブファンド」です
株価の上下は予想不可能と言いましたよね?
つまり、長期的にはアクティブファンドの7割が、インデックスファンドのリターンに負けてるのが実情です
①~④で構成されてる⑤バランス型の投資信託を選べば、1つの投資信託に対する積み立てて、世界中の株式・債券の指数に連動した投資が可能になります
ちょっと難しく&長くなりそうなので、今回はここまで♪
■ワンポイント指南
長期投資を手放しで運用するには、経済成長と連動するインデックスファンドが良い! つまり、バランス型ファンドが無難かな~
参考までに、先進国株式インデックスファンドの、2007年から今日までの指数に連動した資産価値(基準価額という)の、推移グラフを添付しておきます
次回は、この添付グラフに関する解説を行います ※グラフ内で解説入れましたけど・苦笑