興味ある方は最後まで読んで下さい(※チョイ長いです)
きしやんの投資話 第5回「今回は超重要!投資信託の基準価額と、成長」を解説します
※4月から会社で始まる企業DC(企業型確定拠出年金)に関わる話です
なぜ投資信託にお金を預けると、資産が増減するか不思議ですよね
投資信託の値段を表す単位として「基準価額(きじゅんかがく)」ってのがあります。
この「基準価額」によって、購入できる投資信託の「口数」が決まります
投資信託は購入金額というよりは「保有口数」と、その時の「基準価額」で資産が決まると認識してください。
企業DCで選べる野村DC外国株式インデックスファンドの最近の基準価額は13680円です
この基準価額というのは、10000口に対する金額の為、最近の基準価額に対して10000円払うと、7309口(1.368円/口)購入出来る事になります
要はお肉で言うと、「100g・170円のお肉を、1000円分下さい=お肉588gね☆」って感じです
よって、株式みたいに13680円以上ないと購入できない意味ではありません。
この基準価額の算出法は、投資信託の総資産(皆の積み立て額+運用によって出た利益)を全員の口数で割って、10000口で表示しているのです。
つまり、この基準価額が成長している時に売却をすると、その時の価値によった金額が返ってきます。
例1)
基準価額が10000円の投資信託に、100万円分=100万口購入しました。1口1円です
1年後、景気の向上にともない利益が大きく、基準価額が14000円に上昇しました。
この時に売却すると、100万口×1.4円=140万円になります。※その逆もある(これが元本割れ)
例2)
・景気が悪く、基準価額が8000円の時に積み立てし続けて、合計100万円分購入となりました。
基準価額8000円÷10000口=0.8円/口
100万÷0.8円/口=125万口保有
アベノミクスによって株価の上昇に連動して、急に基準価額が14000円になりました ※こんな急上昇はありえませんが
この時に全部売却すると、175万円になります。
基準価額14000円÷10000口=1.4円/口
1.4円/口×125万口=175万円(75万円のリターン)
次に、企業DCで選択できる国内株式インデックスファンドと、先進国株式インデックスファンドの基準価額の推移を見てみましょう
※インデックスファンド:市場平均に連動するタイプ
添付写真をご覧になって下さい
投資信託(投資全般)に関する知識がない人は、下記2パターンが行動として起こると言われてます
①急な○○ショックで価格が下がり、ビビッて売るから元本割れして損をする ⇒ 狼狽売りといいます
②急な○○ショックで価格が下がり、回復するの待って、元の価格に戻ったら売る=利益なし ⇒ やれのやれの売り
1年間の間では基準価額が1~2割上下しますが、全体的には上昇しています。
これすなわち、日ごろから皆が給料もらう為に頑張って仕事して経済が成長しているからです。
投資信託のリターンは確約されていませんが、世界の経済成長でいうと年々増加してます。
4つの投資信託(先進国&国内債券、先進国&国内株式)を自分で好きなバランスで組んでも良いですし、手間ならバランス型ファンドも有りです。
■ワンポイント指南
増えもしない定期預金に預けるぐらいなら、インデックス投資信託って船(世界の経済成長)に乗っかって、のんびり行くのも有りです
今回はここまで♪
次回は、うちの企業DCで選択できる投信信託に関して、私の目線で○×つけつつ、年代別具体的な投資方法を解説していきます
※注意事項※
・投資はリターンが確定され
ていませんので、自己の責任・判断でお願いします
・くれぐれも銀行や証券会社、保険の窓口で「資産運用」の相談をしないようにして下さい。無知だとカモにされます
・人気ランキング的な投資信託には、手を出さないようにしてください。「人気が高い=資産運用に向いてる」は別問題です